TOPPS社が、UEFA年間最優秀選手に選ばれたRマドリードのFWカリム・ベンゼマと、UEFA女子年間最優秀選手に選ばれたバルセロナのMFアレクシア・プテージャスの「Topps Now」を発売した。8月25日にイスタンブールで開催された年間アワードでの写真が使われており、ドレスアップしたふたりのカードは、プレー姿とひと味違って、これもカッコいい。
ベンゼマは昨季のチャンピオンズリーグを制したRマドリードで、決勝トーナメントだけで2度のハットトリックを含む10ゴール。劇的な逆転勝利を演出してクラブ通算14度目の欧州制覇、さらに2シーズンぶりのラ・リーガ優勝にも貢献した。
今年のバロンドールの最有力候補でもあるベンゼマは、UEFA年間最優秀選手の最終候補にチームメイトのGKティボー・クルトワ、マンチェスターCのMFケヴィン・デ・ブライネとともに選出。8月25日に行われたチャンピオンズリーグのグループステージ抽選会と併せて行われたUEFAの年間アワードで初受賞が発表された。
「とてもうれしい。このトロフィーを受賞したのは初めてだけど、私にとって最も重要なことはチームとトロフィーを勝ち取ることだ。(カルロ)アンチェロッティ(監督)は世界最高の指導者で、彼はすべての選手に適切に接し、自信を与え、毎試合の前にすべきことをみんなに伝えている」と話し、この日、男子年間最優秀監督賞に選出されたRマドリードのカルロ・アンチェロッティ監督も称えた。
【UEFA男子年間最優秀選手賞トップ10】
1位 カリム・ベンゼマ(Rマドリード、フランス代表)
2位 ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスターC、ベルギー代表)
3位 ティボー・クルトワ(Rマドリード、ベルギー代表)
4位 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン→バルセロナ、ポーランド代表)
5位 ルカ・モドリッチ(Rマドリード、クロアチア代表)
6位 サディオ・マネ(リバプール→バイエルン、セネガル代表)
7位 モハメド・サラー(リバプール、エジプト代表)
8位 キリアン・エムバペ(パリサンジェルマン、フランス代表)
9位 ヴィニシウス・ジュニオール(Rマドリード、ブラジル代表)
10位 フィルジル・ファン・ダイク(リバプール、オランダ代表)
UEFA女子年間最優秀選手賞に選出されたプテージャスは2年連続の受賞となった。
2012年にレバンテからバルセロナに加入して以降、主力としてチームをけん引してきたプテージャスは2020-21シーズンは公式戦で26ゴールを記録し、女子チャンピオンズリーグ初優勝をはじめとする3冠達成に貢献。UEFA女子プレーヤー・オブ・ザ・イヤーと女子ミッドフィルダー・オブ・ザ・イヤーにも選出された。スペイン代表では、それまでマルタ・トレジョンが記録していた歴代最多キャップ数を更新。2021年の女子バロンドールも初受賞している。
【UEFA女子年間最優秀選手賞トップ10】
1位 アレクシア・プテージャス(バルセロナ、スペイン代表)
2位 ベス・ミード(アーセナル、イングランド代表)
3位 レナ・オーバードルフ(ウォルフスブルク、ドイツ代表)
4位 アレクサンドラ・ポップ(ウォルフスブルク、ドイツ代表)
5位 アイタナ・ボンマティ(バルセロナ、スペイン代表)
6位 ケイラ・ウォルシュ(マンチェスターC、イングランド代表)
7位 リア・ウィリアムソン(アーセナル、イングランド代表)
8位 アーダ・ヘーゲルベルグ(リヨン、ノルウェー代表)
8位 ワンディ・ルナール(リヨン、フランス代表)
10位 リナ・マガル(バイエルン、ドイツ代表)
なお、男子年間最優秀監督賞は、前述の通り、Rマドリードのアンチェロッティ監督、女子年間最優秀監督賞はイングランド女子代表をUEFA女子ユーロ2022で優勝に導いたサリナ・ヴィーフマン監督が受賞した。
トレカジャーナル編集部