日本フットボールリーグ(JFL)の鈴鹿ポイントゲッターズの元日本代表FW三浦知良が11月13日、対FC大阪戦で今季2ゴール目。10月30日に記録したリーグ最年長記録を55歳259日で更新した。
スコア0-1の前半24分、左のコーナーキックをつないだ球を、頭で押し込んだ。10月30日の対ティアモ牧方戦で、55歳246日の新記録を達成した際にも披露したカズダンスはプロ37年目の今季、2度目となった。
この日は三重交通Gスポーツの杜鈴鹿でのホーム最終戦。試合は1-2で敗れたが、セレモニーでは「男はつらいよ」と書かれたTシャツを着て参加。映画の主人公・車寅次郎と同じ2月26日生まれで、これまでも誕生日に寅さんに扮したコスチュームで登場したこともあるお気に入りだ。
実兄の三浦泰年監督が「反応して点が取れていたので、60歳まで現役でできる」と話したことを聞かされたカズは「僕は70歳までできると思っている」と真剣な表情で言った後に笑顔。記者から寅さんTシャツの意図を聞かれると「それを言っちゃあ、おしまいよ」と名セリフも飛び出した。
三浦知良のトレーディングカードは、BBM「2022 Infinity」でサインカードも封入。カードになりづらいJFLの所属であることも含め人気を集め「ヤフオク!」では、最高101,000円で落札された。さらに、12月に発売される究極のオールスポーツカードと銘打った新ブランドBBM「Crown」にも、カズのカードの封入が決まった。キングとも呼ばれる三浦知良にふさわしいネーミングのセットにも注目が集まる。
トレカジャーナル編集部