ダルビッシュ有投手(サンディエゴ・パドレス)が12月6日、自身のSNSで来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場することを明かした。ダルビッシュが今回のWBCに出場すれば侍ジャパンが連覇を果たした2009年の第2回以来、14年ぶり2回目となる。
ダルビッシュはSNSで渡米中の侍ジャパン・栗山英樹監督と握手する写真とともに「栗山監督に『来年のWBC出場しなさい』と言われたので出場します」とユーモアたっぷりに投稿した。それでも、決断までは熟考を重ねた、という。
今季、自身最多タイの16勝を挙げ、チームのポストシーズン進出に貢献した。36歳にして力強い直球と多彩な変化球でパドレスのエースとしてだけでなく、MLBを代表する投手の地位を確立している。ドリームチームともいえる豪華なメンバーをそろえた米国代表と対戦することになれば、その経験と実績は侍ジャパンにとっても頼もしい存在になる。
日本人メジャー選手の出場表明は大谷翔平選手(ロサンゼルス・エンゼルス)に次いで2人目。北海道日本ハムファイターズでは同じドラフト1位で入団したが、入れ違い。背番号11を受け継いだ。初のチームメートは最強のタッグになる。
前回の出場では大会の途中からリリーフに回り、決勝の対韓国戦では胴上げ投手にもなった。その時はTOPPS社の「Topps Baseball」、「Topps Chrome」、「Bowman」、「Bowman Chrome」でトレーディングカードになった。ダルビッシュは2012年にポスティングシステムを使い、テキサス・レンジャーズに入団。その時はMLB挑戦前ということもあり、近い将来、メジャー入りする日本のエースとしてWBCのマウンドでも、トレカでも注目を集めた。新しく作られるだろうカードとともに、こちらも再び、脚光を浴びそうだ。
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トレカジャーナル編集部