サッカーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがサウジアラビアのアル・ナスルと世界最高年俸となる1億7700万ポンド(約290億2800万円)で移籍することが正式に決定した。契約は2025年まで。
ロナウドは「別の国で新たなサッカーリーグを体験したい。幸運にもヨーロッパで全てを勝ち取ることができた。今度はこの経験をアジアと共有したい」と声明を発表した。
昨夏にアル・ナスルのライバルチームであるアル・ヒラルから総額3億500万ポンド(約500億2000万円)のオファーが届いたが、この時点ではマンチェスターU残留を表明。だが、今年11月にインタビューで、テンハーグ監督やオーナーのグレイザー一家を批判したことがきっかけになり、契約を解除された。
FIFAワールドカップのカタール大会では、初戦のガーナ代表戦直前にマンU退団が決まったが、この試合でPKを決めて史上初となる5大会連続得点を記録した。
決勝トーナメント準々決勝のモロッコ戦では51分から交代出場し、クウェート代表FWのバデル・アル=ムタワと並び歴代1位の国際Aマッチ出場数となる代表通算196試合目の出場を果たしたが、チームは敗退。母国のポルトガルに一時帰国していた。
36歳のロナウドはまだまだ、ポルトガル代表で存在感を見せており、代表ユニホームのトレーディングカードも作られるはず。気になるのは、アル・ナスルのユニホームでのカードが作られるかどうか。
今回、新しい所属先として米国のMLS(メジャーリーグサッカー)のカンザスシティも候補だった、という。MLSならTOPPS社がカードを毎年、制作しているだけに、ロナウドの新しいユニホームでのカードも間違いなく作られ、人気を集めていただろう。
背番号はロナウドの代名詞でもある「7」に決まった。アル・ナスルの黄色のユニホームを身にまとったロナウドのカードをぜひ、見てみたい。
トレカジャーナル編集部