サッカードイツ1部リーグ(ブンデスリーガ)で、シャルケのFW上月(こうづき)壮一郎が1月25日、ゲルゼンキルヘンでの対ライプツィヒ戦で初ゴールを決めた。
4点ビハインドの後半11分にFWミヒャエル・フライからのパスを受け、ライプツィヒのクロアチア代表DFグヴァルディオルのマークを突破。GKと1対1となり、冷静に右足シュートで流し込んだ。
昨夏からシャルケのセカンドチームに加入し、昨年末にプロ契約。リーグ再開となった1月20日の対フランクフルト戦からスタメン出場。高評価を受け、出場2試合目となるこの試合もDF吉田麻也とスタメンに名前を連ねた。
21年シーズン限りで当時J2京都を契約満了で退団。その後はボルシアMGから正式オファーが届いたが、条件面で折り合わず、22年1月からドイツ5部相当の1.FCデューレンでプレー。その後、シャルケのテストに合格した。
京都時代もリーグ戦では無得点で、ゴールは天皇杯での1点だけ。そんな22歳がどん底から這い上がり、シンデレラボーイとなった。
TOPPS社のオンデマンドカード「Topps Now」でも、新星の初ゴールがカードになった。すべての初ゴールがカード化されるわけではない。選ばれた初ゴールだったのだ。
MLB版の「Topps Now」ではこれまで大谷翔平投手(ロサンゼルス・エンゼルス)がたびたび、カードになり、人気を集めてきた。BUNDESLIGA版の「Topps Now」では過去に長谷部、遠藤らA代表でも活躍する日本人選手達がカード化されてきた。将来的に日本代表に招集される可能性もある上月のこの1枚は、見逃せない。
トレカジャーナル編集部