3月に開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の「カーネクスト 2023 WBC 東京プール」の侍ジャパン登録予定選手発表記者会見が1月26日、都内で行われ、日本代表侍ジャパン・栗山英樹監督が、出場予定メンバー全30人を発表した。
先行発表された12選手に、新たに18選手を加えた30選手が日の丸を背負って戦う。すでに、各メディアが内定メンバーとして報じていたこともありサプライズはなかったが、「ピッチャーの人数は結構迷いきって、最後に1人増やして15人」となったことを栗山監督が説明。「大前提として日本の特徴である投手の力を借りて勝つということを考えるなら、最後にそこで足りないということだけは許されないと思った」と「ラスト・サムライ」に投手を選んだことを明かした。
「日本野球の魂を信じています。それを信じ続けて野球にひたすら向き合うだけ。それを選手たちが必ず表現してくれると信じてるので、日本のみなさんが野球を見てよかったなと思えるように全力を尽くします」と2大会ぶりの世界一奪回へ力を込めた。
この日、発表された30選手は次の通り。
【投手】
11 ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)
12 戸郷翔征(巨人)
13 松井裕樹(東北楽天)
14 佐々木朗希(千葉ロッテ)
15 大勢(巨人)
16 大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)
17 伊藤大海(北海道日本ハム)
18 山本由伸(オリックス)
20 栗林良吏(広島東洋)
21 今永昇太(横浜DeNA)
22 湯浅京己(阪神)
26 宇田川優希(オリックス)
28 髙橋宏斗(中日)
29 宮城大弥(オリックス)
47 高橋奎二(東京ヤクルト)
【捕手】
10 甲斐拓也(福岡ソフトバンク)
24 大城卓三(巨人)
27 中村悠平(東京ヤクルト)
【内野手】
1 山田哲人(東京ヤクルト)
2 源田壮亮(埼玉西武)
3 牧秀悟(横浜DeNA)
7 中野拓夢(阪神)
25 岡本和真(巨人)
33 山川穂高(埼玉西武)
55 村上宗隆(東京ヤクルト)
【外野手】
8 近藤健介(福岡ソフトバンク)
9 周東佑京(福岡ソフトバンク)
23 ラーズ・ヌートバー(セントルイス・カージナルス)
34 吉田正尚(ボストン・レッドソックス)
51 鈴木誠也(シカゴ・カブス)
なお、今大会では1次ラウンドの終了時と、準々決勝のあとに「代替選手」として計4名の投手の入れ替えが可能となっている。まず、入れ替え候補の8選手を期限の2月7日までに登録するが、「代替選手」の氏名の発表については未定とされている。
「なんとか行きます、と言ってくれた選手も全員を選ぶことができなかった。大会が始まっても選手の入れ替えが行われるので、全員で戦っていきたいと思います」と栗山監督。昨年11月の「侍ジャパンシリーズ」に招集されたが、30人から漏れた森浦大輔(広島東洋)、山崎颯一郎(オリックス)、石川柊太(福岡ソフトバンク)、與座海人(埼玉西武)に加え、田中将大(東北楽天)らの入れ替え候補登録が濃厚だ。
1月15日に受付が終了したTOPPS社の日本限定「Topps Now」侍ジャパンチームセットも購入者への発送がスタート。30枚のセットで、12月に発売された12種類のカードとは別の写真を使用。チェックリストは
SJ-1 佐々木朗希
SJ-2 森浦大輔(広島東洋
SJ-3 髙橋宏斗
SJ-4 大勢
SJ-5 宮城大弥
SJ-6 伊藤大海
SJ-7 戸郷翔征
SJ-8 今永昇太
SJ-9 山崎颯一郎(オリックス)
SJ-10 石川柊太(福岡ソフトバンク)
SJ-11 與座海人(埼玉西武)
SJ-12 高橋奎二
SJ-13 湯浅京己
SJ-14 森友哉(オリックス)
SJ-15 甲斐拓也
SJ-16 中村悠平
SJ-17 山田哲人
SJ-18 源田壮亮
SJ-19 牧秀悟
SJ-20 岡本和真
SJ-21 中野拓夢
SJ-22 村上宗隆
SJ-23 周東佑京
SJ-24 近本光司(阪神)
SJ-25 佐藤輝明(阪神)
SJ-26 近藤健介
SJ-27 塩見泰隆(東京ヤクルト)
SJ-28 西川龍馬(広島東洋)
SJ-29 栗山英樹監督
SJ-30 「侍ジャパンシリーズ」大会概要
トレカジャーナル編集部