13年ぶりにセレッソ大阪に復帰した元日本代表MF香川真司が2月18日の新潟との開幕戦(ヨドコウ)に出場。エポック社のオンデマンドカード「Epoch One」でも日本復帰を果たした。
香川がJリーグのピッチに立ったのは2010年5月15日の対神戸戦(長居)以来、4662日ぶり。当時は「Epoch One」はまだ、スタートしていなかったため、今回のカード化が香川にとっては初の「Epoch One」になる。エポック社のカードでは「2019 日本代表スペシャルエディション」に直筆サインカードを含め、カードが収録されて以来。セレッソ大阪のユニホームでのカードは「Jリーグオフィシャルカード2011 1st」以来となった。
2月18日の復帰戦は、1―1で迎えた後半26分に大きな拍手と声援に迎えられて登場。その4分後には左サイドのハーフウエーライン付近でボールを受けると、左足で回転をかけ、サイドバックの山中に絶妙な強さのスルーパス。山中のクロスはクリアされたが、前に詰めていたMF奧埜が右足でゴールネット左に勝ち越しゴールを決めた。香川も仲間と肩を組んで喜びを分かち合った。
試合は2-2のドローに終わり、復帰戦を白星でかざることはできなかった。「(途中出場すると)自分が経験したことのない雰囲気だったので凄く驚いたし、そこでスイッチが入った。彼ら(サポーター)の力がどれだけ大切かを感じた。無我夢中でやる、今日のテーマはそれだけだった。コンディション的には20~30分(の出場)と話していた中で、準備はできていた。これからもっと(状態を)上げていきたい。プレスや攻撃でもいい形がありましたけど、もっとやれるというのは実感しています」と香川は話した。
昨年11月に左足を手術した影響もあり、当分は途中出場が続く予定だが、出場時間が増えれば増えるほど、作られるカードも増えそうだ。
トレカジャーナル編集部