北海道日本ハムファイターズは6月30日から7月13日に新本拠地・エスコンフィールド北海道で開催する8試合を「HOKKAIDO 20th MEMORIAL SERIES」と題し、様々な企画を実施することを4月24日、発表した。
ファンとともに北海道移転後の20年の歩みを振り返り、次の20年へとつなぐシリーズとし、7月11日からの対東北楽天ゴールデンイーグルス3連戦では、ファイターズの歴史を築き上げてきたOBの「レジェンドボブルヘッド」を来場26,000人にプレゼントする。配布日は11日=ダルビッシュ有投手(現パドレス)、12日=稲葉篤紀外野手(現GM)、13日=新庄剛志外野手(現監督)となる。
とくに注目されるのはダルビッシュのボブルヘッドで、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本代表侍ジャパンのチーム最年長として投手陣の精神的支柱となり、自身が胴上げ投手となった第2回大会以来、13年ぶりの優勝に大きく貢献。日本での人気もこれまで以上に盛り上がった。
ダルビッシュは米国の自宅にひと足早く届いた、ファイターズのユニホーム姿のボブルヘッドを自身のSNSで紹介した。
さらに、今季はエースを務めるパドレスでもボブルヘッドの配布を企画。本拠地・ペトコパークでの7月24日の対ピッツバーグ・パイレーツ戦で、昨季の通算3000奪三振を記念したボブルヘッドを来場40,000人に無料で配布する。ダルビッシュの、SGA(スタジアム・ギブ・アウェイ)としてはシカゴ・カブス時代の2020年以来、マイナーリーグも含め5体目のボブルヘッドとなる。
ボブルヘッドは日本でもここ数年で注目度が高まり、今年も千葉ロッテマリーンズが本拠地・ZOZOマリンで、4月9日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦のファンクラブデー来場特典で配布したボブルヘッドが人気を集めている。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。