バレーボールVリーグ女子の久光スプリングスは4月3日、2016年リオデジャネイロ、21年東京両五輪代表の石井優希が6月30日で現役を引退すると発表した。
石井は岡山・就実高から2010年、久光製薬(現久光)に加入。攻守のバランスが取れたオールラウンダーとして、新鍋理沙、岩坂名奈、同学年の長岡望悠らとともに久光製薬の黄金期を支えた。2017-18年シーズンにはV・プレミアリーグ(現Vリーグ1部)で最高殊勲選手賞を獲得した。若手の精神的支柱として、2021-22年シーズンの優勝にも貢献。22年3月にはレギュラーシーズン通算3000得点も達成した。
女子日本代表には2011年に初選出され、16年リオデジャネイロ、昨夏の東京と2大会連続で五輪に出場。「2010年から13年間、多くの温かいご声援をいただき、ありがとうございました。4月8日から開催されるファイナルステージ(プレーオフ)が現役選手として最後の試合となります」とコメントを発表した。
人気アタッカーの石井のトレーディングカードは数多く作られており、MINTモールでもサインカードをはじめ、多くのカードが出品されている。新鍋、岩坂ら久光のレジェンドと同じく、引退記念カードも制作されるかもしれない。
トレカジャーナル編集部