ブンデスリーガ最終節が5月27日に行われ、2位バイエルン・ミュンヘンがケルンを2-1で破り、マインツと2-2で引き分けた首位ドルトムントに勝ち点71で並び、得失点差でかわして11季連続33度目の優勝を飾った。
歴史に残る11連覇を決めたのは、20歳の若き「ドイツの至宝」だった。1-1の後半44分に中央やや左寄りでパスを受けたドイツ代表のMFジャマル・ムシアラがペナルティーエリアの外から右隅に劇的な決勝弾を放った。
2020年6月にバイエルン・ミュンヘンの最年少記録となる17歳115日でブンデスリーガデビュー。同年9月にはチーム最年少の17歳205日で初ゴールを決めた。昨年のFIFAワールドカップカタール大会では、ドイツ代表としてグループリーグ第2戦のスペイン代表戦で同点ゴールをアシストし、勝ち点獲得につなげた。
「信じられない瞬間だった。あまり深く考えず、ただ喜んだ。確認するまで少なくとも1分はかかった。失うものは何もなかったのだから、すべてを捧げなければならなかった。僕たちの今シーズンは、決して良いものではなかった。でも、チャンピオンになれたことは本当に嬉しい」と興奮は冷めなかった。
他会場のドルトムントがその後に1-2から追いついたが、得失点差を生かして、バイエルン・ミュンヘンが大逆転で逃げ切った。
ムシアラはピッチ上の勢いと同様に、トレーディングカードも人気を上げてきた。 MINTモールでも多くのカードが出品されている。
ブンデスリーガの1部残留争いは、吉田麻也の所属する17位のシャルケがライプチヒに2-4で敗れて2部降格が決定。浅野拓磨が今季3点目を決めてレーバークーゼンを3-0で破った16位のボーフムは14位に浮上して1部に残留。遠藤航、伊藤洋輝がフル出場した15位のシュツットガルトはホッフェンハイムと1-1で引き分け、16位に転落して2部の3位との入れ替え戦に回る。
5位から欧州チャンピオンズリーグ出場権獲得を狙った堂安律のフライブルクは1-2で鎌田大地がフル出場したアイントハラト・フランクフルトに敗北。先制して4位に手をかけたが、鎌田の同点アシストなどで終盤に逆転を許してしまった。
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トレカジャーナル編集部