日本ラグビー協会は5月24日、ワールドカップ（W杯）フランス大会（9月8日開幕）に向けて、6月に始動する日本代表の合宿参加メンバー36人を発表した。

W杯3大会出場のフランカー、リーチ・マイケル（BL東京）やフッカー堀江翔太（埼玉）らが選ばれた。スタンドオフは昨年の代表活動に怪我で参加できなかった松田力也（埼玉）が復帰。リーグワンの新人賞に輝いた23歳のセンターの長田智希（埼玉）や東京ベイの初優勝に貢献した24歳のウィング木田晴斗らが初招集された。

負傷からリハビリ中のピーター・ラブスカフニ（東京ベイ）、デビタ・タタフ（東京SG）ら10人は代表候補として合宿に参加する。2019年のW杯日本大会で全5試合に先発した田村優（横浜）や昨秋のテストマッチ2試合に先発した山沢拓也（埼玉）は選出外となった。

日本代表の藤井雄一郎ディレクターは８月発表予定のＷ杯代表33人の選考に関して「基本的には今、選ばれたメンバーを軸に回っていく」とオンライン会見で明らかにした。合宿は6月12日に千葉県浦安市でスタート。７月３日からは宮崎市で合宿を行う。

▶FW
稲垣啓太（埼玉）
クレイグ・ミラー（埼玉）
バル・アサエリ愛（埼玉）
堀江翔太（埼玉）
坂手淳史（埼玉）
ジャック・コーネルセン（埼玉）
福井翔大（埼玉）
シオネ・ハラシリ（横浜）
具智元（神戸）
サウマキ・アマナキ（神戸）
垣永真之介（東京SG）
堀越康介（東京SG）
ジェームス・ムーア（浦安）
ヘル・ウベ（東京ベイ）
ファウルア・マキシ（東京ベイ）
ワーナー・ディアンズ（BL東京）
リーチ・マイケル（BL東京）
アマト・ファカタバ（BR東京）
姫野和樹（トヨタ）

▶BK
斎藤直人（東京SG）
流大（東京SG）
中村亮土（東京SG）
中野将伍（東京SG）
松島幸太朗（東京SG）
福田健太（トヨタ）
李承信（神戸）
山中亮平（神戸）
松田力也（埼玉）
長田智希（埼玉）
ディラン・ライリー（埼玉）
ニコラス・マクカラン（BL東京）
ジョネ・ナイカブラ（BL東京）
シオサイア・フィフィタ（花園）
セミシ・マシレワ（花園）
木田晴斗（東京ベイ）
小倉順平（横浜）

ラグビーのトレーディングカードは、オールスポーツカードでの収録を除けば、2021年のBBM「JAPAN RUGBY TOP LEAGUE CARDS 2021」を最後に日本国内で発売されていないが、今回のW杯に合わせた商品化を期待したい。2019年のW杯ではカルビーも「日本代表チップス」を発売した。こちらの復活も待たれるところだ。

トレカジャーナル編集部