ロサンゼルス・レイカーズが5月12日、ホームで行なわれたプレーオフのカンファレンス準決勝第6戦でゴールデンステート・ウォリアーズに122‐101で勝利。シリーズの成績を4勝3敗とし、チームとして3年ぶりのカンファレンス決勝に駒を進めた。メンフィス・グリズリーズとの1回戦で日本人として初めてシリーズ勝利を経験した八村が再び、快挙を達成した。
八村は16分11秒という限られた時間の中で9得点、3リバウンド、2ブロックショットをマーク。「勝ててよかった。出場時間も短い中でリズムをつかみにくかったけれど、貢献できた」と胸を張った。
第1Q残り2分49秒から途中出場。第2Qにはブロックを決めて、本拠地を沸かせた。初得点は第4Q残り10分39秒。ファウルを受けて獲得したフリースローを2本沈めると、その直後には再びブロック。残り8分15秒には速攻からレブロン・ジェームズのノールックパスを受けて豪快なダンクを決めた。
レイカーズはファイナルを制した2020年以来、3年ぶりに西地区の決勝に進出。東地区王者と対戦するファイナルに向けて、16日に第1シードのデンバー・ナゲッツと激突する。八村は1月に初のトレードを経験し、ワシントン・ウィザーズから移籍。新天地で苦しみながらも、成長を続け、試合ごとに評価を上げてきた。「違うチームにいて、しかも東にいた。僕としても信じられないし、人生は急に変わったりする。自分の見せ場だと思って頑張っていきたい」と前を向いた。
その八村のレイカーズユニホームのトレーディングカードがついに現れた。PANINI社の「Donruss Optic」に収録されたもので、パラレルも豊富。ネットオークション「eBay」にも出品され、落札が続いている。八村のレイカーズユニのカードはPANINI社のオンデマンドカード「Panini Instant」では登場していたが、ボックス、パックで販売されるブランドでは初のお披露目となった。
トレカジャーナル編集部