ブンデスリーガのフライブルクに所属する日本代表FWの堂安律が4月29日、対ケルン戦で決勝のヘディング弾。1-0で勝利したフライブルグはクラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場へ夢をつないでいる。
スコアレスのまま迎えた54分、主将ギュンターが左足で放ったコーナーキックをヘーラーが頭でそらすと、ゴール前に詰めていた堂安がヘディングで押し込み、先制点となった。現地メディアによると、その時、ピッチにいた選手の中で堂安は最も身長の低かった、という。
このまま試合は終わり、フライブルクが勝利。勝ち点56でブンデスリーガ4位をキープした。3位から5位までのポイント差がわずか2ポイントしかなく、来季のCL出場へ、強豪がひしめき合っている。
勝ち点56はフライブルクにとって、クラブ史上新記録となった。日本からやってきた24歳のSAMURAIはクラブ加入1年目にしてこのメモリアル勝利でクラブ史に名を刻んだ。この活躍にTOPPS社も注目。オンデマンドカード「Topps Now」で、決勝ヘッドを決め笑顔を見せる堂安の写真を使ったカードの受注をスタートした。
堂安は2020年にリーグアンのPSVからブンデスのビーレフェルトにレンタル移籍。リーグ戦全34試合に出場しチームトップタイの5得点をあげた。その活躍で「Topps Now」でカードが発売された。
PSV復帰を経て、22年7月にフライブルクへ完全移籍。ブンデスとカードのライセンス契約を結んでいるTOPPS社からは「Topps Now」だけにとどまらず、ゲームカード「Match Attax」も含め、多くの堂安のブンデスカードが作られている。今回の笑顔のカードはその中でも秀逸な1枚になりそうだ。
トレカジャーナル編集部