エポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」は、4月25日の北海道日本ハムファイターズ対オリックスバファローズ戦の試合前に、エスコンフィールドHOKKAIDOで始球式を行った女子ゴルファー、小祝さくらのカードの発売をスタートした。
NPBの始球式カードは毎年、注目を集め、トレカの人気カテゴリーのひとつに成長した。「EPOCH-ONE」でも昨年から始球式カードを制作。JLPGAのオフィシャルカードを制作している縁もあり、女子ゴルファーの始球式カードを発売してきた。
昨年は吉田優利、藤田光里、大西葵の3人をカード化。今回の小祝は今季第1弾、通算第4弾の女子ゴルファー始球式カードになる。「EPOCH-ONE」では、日本ハムの前監督で、日本代表侍ジャパンの監督としてワールドベースボールクラシックで世界一に輝いた栗山英樹さんの始球式カードをすでに発売している。
小祝はエスコンフィールドHOKKAIDOがある北海道・北広島市出身。「エスコンフィールドのマウンドに立つことが夢でしたので、ファーストピッチのお誘いを受けた時は本当にうれしかったです」とコメント。ファイターズのホームユニホームに身を包み、ワンバウンドで捕手がキャッチするナイスピッチングを披露した。
応援している清宮幸太郎内野手からサインボールと色紙をプレゼントされた小祝は「お家に飾ろうと思います。会えてうれしかった」と忘れられない1日になった。
25歳の小祝は2017年にプロテストに合格し、ルーキーイヤーに新人王に輝いた。2021年にLPGAツアー4勝、昨年も2勝をあげ、通算8勝を積み重ねているという実力だけでなく、ほのぼのムードのユニークな言動でも人気がある。ツアーではポニーテールにまとめているが、この日は下ろした髪でかわいらしさも倍増。カードの裏面では華麗な投球フォームを披露している小祝だが、表面ではマウンドで投げる寸前にセットポジションでにっこり。珍しい「投げていない」始球式カードになったことも話題になりそうだ。
トレカジャーナル編集部