30年目の記念すべきJリーグも、早くも中盤戦に突入。
J1では、昨年チャンピオンの横浜F・マリノスが首位を快走、それを追うのが名古屋グランパスと、スタートダッシュに成功したヴィッセル神戸。それを浦和レッズ、サンフレッチェ広島、セレッソ大阪が追っている。不調だった川崎フロンターレ、鹿島アントラーズも持ち直してきた感じだ。
J2は、町田ゼルビアが好調。これを大分トリニータ、東京ヴェルディが追う展開か。昨年J1から降格したサッカー王国のジュビロ磐田、清水エスパルスの戦いも気になるところだ。
一戦一戦、目の離せないゲームが続くが、6月24日(土)にエポック社から2023 Jリーグオフィシャルトレーディングカードが発売された。1パック7枚入りで税込み440円。1ボックス20パック入りで税込み8,800円。J1、J2全40クラブから主力選手が網羅されている。レギュラー228種。インサートのTHE STRIKERが18種。スペシャルは直筆サインが232種、GEM18種とその内容も充実。レギュラーカードのパラレル版として30周年記念ロゴをあしらったカードデザインのものもあるので、レギュラーカードだからと見逃さないように注意してほしい。
注目は、THE STRIKERのパラレル版となる、5枚限定直筆サイン版だろう。昨年までのTHE STRIKERとはデザインから受ける印象がガラッと変わった感があり、その煌びやかな美しさはパワーアップしている。収録選手は各クラブから1選手のみながら、納得の人選となっている。W杯カタール大会代表の町野修斗(湘南)、5月期の月間ベストゴール賞を受賞した三戸舜介(新潟)、U-20W杯でキャプテンを務めた松木玖生(FC東京)ら、期待の選手がずらりと並んでいる。通常版直筆サインカードも鈴木優麿(鹿島)、アンデルソン・ロペス(横浜FM)、伊藤涼太郎(新潟)、キャスパー・ユンカー(名古屋)、宇佐美貴史(G大阪)、香川真司(C大阪)、大迫勇也(神戸)など豊富な顔ぶれだ。
個人的には、神戸を退団したイニエスタ選手が加わっていないのが、少し残念。
しかし、30周年を迎えるJリーグを盛り上げるトレーディングカードとして、押さえておきたいアイテムには違いない。
Chief(ライター)
国内サッカーを中心にトレカの世界を長年に渡って見守って来た元スポーツ雑誌編集者。横浜F・マリノスサポーター。ラグビー、相撲にも造詣が深い。