ACミランのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが6月4日、現役引退を発表した。ACミランが前日、6月末に契約が満了するイブラヒモビッチとの契約を延長しないことを明らかにしていた。
イブラヒモビッチは、4日に本拠地サンシーロで行われた今季最終戦の対ベローナ戦後、サポーターに向けたあいさつで涙を流しながら「私はフットボールに別れを告げる」と表明した。
セリエAのユベントスやインテル、ラ・リーガのバルセロナでもプレー。キャリア通算511ゴールをマークし「世界最強ストライカー」と呼ばれていたが、41歳の今季は故障が続き、4試合、合計144分のみの出場に終わった。それでもチームは1-3で敗れた、3月の対ウディネーゼ戦でPKでのゴールを決め、リーグ史上最年長ゴールを記録した。
「世界最強ストライカー」にふさわしく、イブラヒモビッチのトレーディングカードも「世界最強」クラスである。ネットオークション「eBay」では現在、12,000点以上のイブラヒモビッチ関連の出品があり、そのうち、5,000以上がトレカ。米国大手オークションハウス「Goldin Auctions」では昨年6月、PANINI社の2000年のルーキーカード(PSA9)が31,200ドル(約430万円)で落札された。
トレカジャーナル編集部