ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントは6月7日、イングランド代表MFジュード・ベリンガムがラ・リーガのレアル・マドリードへ移籍することに合意したと発表した。
ベリンガムは今季、19歳という若さながらドルトムントで公式戦42試合に出場し、14ゴール7アシストを記録。FIFAワールドカップカタール大会にもイングランド代表として全5試合に出場し、ゴールも挙げていた。今夏の移籍市場でプレミア・リーグのリバプールやマンチェスター・シティなど多くのビッグクラブが争奪戦を展開。Rマドリードが移籍に関して原則合意に達したと5月上旬に報じられていた。
今回のドルトムントの発表によれば、1億300万ユーロ(約154億円)+ボーナスの移籍金で合意。ボーナスは最大で固定額の30%になる。ボーナスの内容はRマドリードでの今後6年間にわたる成績やチームへの貢献度によって変動するという。Rマドリードにとっては2013年のガレス・ベイル(ウェールズ)、19年のエデン・アザール(ベルギー)に続き、1億ユーロ以上の巨額を投じて獲得する3人目の選手になった。
ベリンガムはトレーディングカードの世界でも、最も注目される若手選手のひとり。米国大手オークションハウス「Goldin Auctions」では昨年10月に「2020-21 Topps Chrome UEFA Champions League」の1of1スーパーフラクター(PSA9)が39,600ドル(約550万円)で落札されている。MINTモールでも10万円を最高額として多くのレアカードが出品されている。
スター選手が揃うRマドリードの中で、若きイングランドの星が輝く時、トレカもさらに輝きを増す。
トレカジャーナル編集部