サッカーのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)が6月29日、自身のSNSを更新。大谷翔平投手(ロサンゼルス・エンゼルス)の世界に1枚しかない限定トレーディングカードを入手したことを報告した。
「Wow!!!!」と題した動画は、オフシーズンということもあり、自身のボートで撮影された。この日、ボックスを開封して引き当てたのだろうか?1枚のカードを手にして口を押え、船内をウロウロとするグリーズマン。幼い娘さんに「どうしたの?」と尋ねられても、答えることができないほど感激していた。
このカードはTOPPS「Archives Signature」に収録された「2018 Opening Day」の1of1直筆サインカード。動画の最後で明らかにされた。
現役選手、レジェンドOBが過去のカードにサインして再封入するこの「Archives Signature」はボックスに1枚入りの人気ブランド。今回の大谷の1of1は2017年オフにエンゼルスの本拠地、エンゼルスタジアム前で行われた入団会見の写真を使用。ワイシャツの上にエンゼルスのユニホームを着た、大谷の初々しい笑顔もまぶしいルーキーカードである。
グリーズマンと言えば、サッカー以外のプロスポーツのファン、トレーディングカードのコレクターとしても知られ、これまでも自身のSNSで入手したトレカや、開封前のカートンの写真などを紹介してきた。この動画では、「RUSSEL」というネームの入った背番号0のバスケットボールのユニホーム(恐らくはディアンジェロ・ラッセル)を着ていた。
グリーズマンの2022‐23年シーズンの年俸は1,250万ユーロ(約18億円)らしい。大谷の1of1ルーキーカードとしては、米大手オークションハウス「Goldin Auctions」では、2022年11月にサインなしの「2018 Topps Chrome」のSuperFractor(BCG9.5)が139,200ドル(約2,020万円)で落札されている。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。