Bリーグは6月2日、「B.LEAGUE AWARD SHOW 2022-23」を東京都内で開催し、レギュラーシーズンの最優秀選手賞(MVP)に、横浜ビー・コルセアーズのPG河村勇輝が選出された。新人賞も受賞し、Bリーグ史上初となるMVPと新人賞を同時に受賞した選手となった。
東海大を中退してプロ選手になった22歳は、レギュラーシーズンで日本人選手ではトップの1試合平均19.5得点、リーグトップの8.5アシストをマーク。激しい守備でもチームを牽引し、チームを初のチャンピオンシップ(CS)に導いた。
新人賞、ベスト5にも選出され「ボクよりはるかに素晴らしい成績を残している選手がいる中、本当に驚いていますし、恐縮しています。最後はベストコンディションではなかった。達成感もありつつ、悔しさの大きいシーズン」と話した。8月にはFIBAワールドカップ(W杯)が沖縄などで開催される。「受賞は『これからの日本のバスケ界を盛り上げて』という使命を与えられたと解釈している」と前を向いた。
今回のアワードで発表された主な賞は
▶B1最優秀選手賞 (MVP)
河村勇輝(横浜BC)= 初受賞
▶レギュラーシーズンベストファイブ
富樫勇樹(千葉ジェッツふなばし=千葉J)= 7年連続7回目
原修太(千葉J)= 初受賞
クリストファー・スミス(千葉J)= 初受賞
河村勇輝(横浜BC)= 初受賞
ぺリン・ビュフォード(島根スサノオマジック)=初受賞
▶ベスト6thマン
クリストファー・スミス(千葉J)= 2年連続2回目
▶新人賞
河村勇輝(横浜BC)= 初受賞
▶ベストディフェンダー賞
原修太(千葉J)= 初受賞
▶ベストタフショット賞
西田優大(シーホース三河)=初受賞
▶最優秀ヘッドコーチ賞
桶谷大(琉球ゴールデンキングス)= 初受賞
▶B2最優秀選手賞(MVP )
マット・ボンズ(長崎ヴェルカ)=初受賞
また、「B.LEAGUE AWARD SHOW 2022-23」に先立ち、横浜BCは河村の来季残留を発表した。
今季は、年俸上限460万円の新人契約だった。年俸上限がなくなるプロ2年目を前に複数のクラブが争奪戦に名乗りを上げていた中で、最終的には愛着のあるチームに残って頂点を目指すことを選んだ。
「来シーズンも横浜ビー・コルセアーズでプレーさせていただけることとなり、大変うれしく思っております。来シーズンは優勝を目指して頑張りますので応援よろしくお願いいたします」とチームを通じてコメントを発表した。
そのファーストカードが収録されたのがBBM「B.League 2022-23 1st Half」。レギュラーカードのほかに、20枚限定と70枚限定の直筆サインカード、箔サインカード、インサートカードも封入された。今年のBBMカードも楽しみが何十倍にもなった。
トレカジャーナル編集部