「ミネべアミツミ レディス 北海道新聞カップ」の最終日が7月9日、真駒内CC空沼Cで行われ、小祝さくらが今季初勝利を、北海道での自身初の地元優勝で決めた。3バーディー、2ボギーの71で回り通算12アンダーで逃げ切った。
昨年10月の「スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント」以来の通算9勝目は北海道・北広島市出身の小祝にとってはプロ7年目の悲願の地元Vとなった。「やっと地元で優勝できた。すごく長く感じたけど、とにかくうれしい」それでも、ウィニングパットを決めても、小祝らしく控え目なお辞儀でその喜びを表現した。
穴井詩に2打差に縮められて臨んだ15番でギアを上げた。「集中力マックスで(ティーを)打った。そこから完璧なショットをたくさん打てたので、逆にどれだけ集中力なくプレーしていたのかと思った」と反省した。
今季の目標は、シーズン複数回V。北海道でのJLPGAトーナメントは「meijiカップ」(8月4-6日)、「ニトリレディス」(8月24-27日)、「ゴルフ5レディス」(9月1-3日)の3試合。「2勝目も北海道であげられるように頑張りたい」と話した。
北広島市といえばNPB北海道日本ハムファイターズが今季から本拠地として使うエスコンフィールド北海道がある。4月25日の試合前には始球式に登板し、エポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」でもカード化され、相当な数の発行がなされ好評を博した。
「ミネべアミツミ レディス」での地元初Vも「EPOCH-ONE」になった。小祝はプロ2年目の2019年に「サマンサタバサガールズコレクション・レディーストーナメント」で初優勝。20-21年シーズンに5勝、昨年は2勝。昨年の2勝は「EPOCH-ONE」から優勝カードになっており、「アワード」2種を含めれば、これまで4種のカードが作られている。
目標の複数回Vも達成して「エポワン」の種類も積み重ねていきたいところだ。
トレカジャーナル編集部