リーグアンのパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールが、サウジアラビア1部リーグのアルヒラルに移籍することが8月15日、発表された。2年契約で、移籍金は出来高も含めて最高1億ユーロ(約159億円)に達するという。
アルヒラルがSNSに投稿した動画で「自分はここサウジアラビアにいる。これからはヒラリだ」と話した。
ネイマールは2017年に世界最高の移籍金2億2200万ユーロ(約352億円)でバルセロナから加入。公式戦173試合に出場して118ゴールを挙げ、同じ年に加入したキリアン・エムバペ、21年に移籍してきたリオネル・メッシらとともにリーグの優勝5回、フランス杯の優勝3回に貢献した。
アル・ヒラルは、AFCチャンピオンズリーグを4回、制覇している強豪クラブで、この夏にはロシア1部ゼニトからブラジル代表MFマルコム、イングランド・プレミアリーグのウルバーハンプトンからポルトガル代表MFルベン・ネベス、イタリア1部ラツィオからセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチサビッチ、イングランド・プレミアリーグのチェルシーからセネガル代表DFカリドゥ・クリバリをすでに獲得している。
その移籍金の総額は1億7800万ユーロ(約282億円)と言われ、PSGのイタリア代表MFマルコ・ベッラッティ、フルハムのセルビア代表アレクサンダル・ミトロビッチにもオファーを出している、という。ネイマールの移籍金も合わせ、世界で最も支出の多いサッカーのクラブになるかもしれない、と指摘するメディアもある。
トレーディングカードでもスーパースターのネイマールだが、大物選手が次々に加入していることで期待されるのが、アルヒラルのチームセットへの収録だろう。サウジアラビア・リーグ自体のトレカはここまで、その存在が確認できないが、クリスティアーノ・ロナウド(アルナスル)に加え、カリム・ベンゼマ(アルイテハド)、ネイマールも今季から加入したことで、世界のスター選手が集ったサウジアラビア・リーグのカードも登場する可能性は十分にありそうだ。
トレカジャーナル編集部