元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが8月2日、現役引退を発表した。2021年から、セリエBのパルマに所属していた。
45歳のレジェンドは、パルマとは24年6月まで契約を残していた。さらに、サウジアラビアのクラブから高額オファーを受けていたが、ユニホームを脱ぐことを決断。昨季は太腿裏を痛めて、昨年10月から今年1月まで離脱するなどケガに苦しみ、セリエBで17試合の出場にとどまっていた。
28年間にわたる輝かしいキャリアに自ら終止符を打った。「ここで終わる。みんなは私にすべてを与えてくれた。私はみんなにすべてを与えた。私たちは一緒に成し遂げた」と自身のSNSで現役引退を伝えた。
パルマの下部組織から1995年に17歳でセリエAデビュー。01年にGK史上最高(当時)の移籍金5200万ユーロ(当時約65億円)でユベントスへ移籍し、8度のリーグ優勝に貢献。セリエA通算657試合出場は史上最多で、21年からはセリエBのパルマに復帰していた。2018-19年シーズンにはリーグアンのパリ・サンジェルマンでもゴールを守った。
イタリア代表には1997年に19歳で初招集され、同代表歴代最多の出場176試合を誇る。FIFAワールドカップには98年のフランス大会から5度出場。優勝した06年ドイツ大会は最優秀GKに選出された。現地メディアによると、引退後は今年1月に亡くなったジャンルカ・ヴィアッリ氏が務めていたイタリア代表のチームマネジャーに就任する可能性が高いという。
レジェンドGKのトレーディングカードはその戦歴と同様に多く作られ、人気を集めてきた。MINTモールでもイタリア代表のカードをはじめ、初出場したW杯フランス大会のカード、PSGのカードなどレアなカードも出品されている。
トレカジャーナル編集部