セリエAのラツィオは8月4日、日本代表MF鎌田大地を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2年で、1年の延長オプションがつき、年俸は300万ユーロ(約4億5000万円)とされている。
鎌田は今夏に契約満了でブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトを退団。3日に現地入り。ラツィオの公式インスタグラムでチームのタオルマフラーを巻いた鎌田の姿が投稿されるなど、入団は確実視されていた。
17年6月にサガン鳥栖からEフランクフルトに加入した鎌田は、2018-19年シーズンはベルギー1部シントトロイデンへの期限付き移籍もはさみ、Eフランクフルトの主力へ成長。21-22年シーズンは欧州リーグ優勝、22-23年シーズンは欧州チャンピオンズリーグでクラブ初の決勝トーナメント進出に貢献した。
一時は同じセリエAのACミラン加入の可能性が高まったが、実現せず。その後もスペイン1部アトレチコ・マドリードといった各国強豪クラブとの接触がありながらも、フリーのままになっていた。
ラツィオは昨季、ACミランやインテルといった強豪を上回ってリーグ2位。今季は欧州チャンピオンズリーグ出場権を得ている。リーグは8月20日に開幕する。
鎌田のトレーディングカードは日本代表のカードが人気だが、「Topps Chrome」など、海外のカードも多く、Eフランクフルトでの成長ぶりに合わせ、カード自体も存在感を増している。ドイツからイタリアへ-。鎌田のトレカも戦いの舞台を移す。
トレカジャーナル編集部