ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会で、日本代表は9月28日、トゥールーズでの1次リーグ第3戦の対サモア戦に28‐22で勝利。通算成績を2勝1敗として、2大会連続の1次リーグ突破へ前進した。
サモアは世界ランキング12位で、同13位の日本にとっては実力の拮抗している相手。今大会でも1次リーグで1勝1敗で並んでいた。
前半13分、「本当にチャンスを与えられてうれしい。ここに来られて幸運です」と話すレメキ ロマノ ラヴァの力強い突破から、敵陣深くでパスをつないでピーター・ラブスカフニが先制のトライ。松田力也もゴールキックを成功させ、7-0とリードした。
両チームがペナルティゴールを1本ずつ取り合ったあとの前半32分、日本は再び、レメキの突破から逆サイドにパスで展開。ライン際に走り込んだリーチ マイケルがトライ。松田のゴールキックも決まって17-3とリードを広げた。
「勝てて良かった。予想どおり、相手はフィジカルに自信を持っていてパワーがあったが、勝って自信がついた。次の試合は負けられないので、しっかり準備して頑張りたい」リーチは話した。
前半終了間際、サモアのラインアウトからモールで押し込まれてトライを奪われたが、後半9分、日本代表もモールで押し込んでキャプテンの姫野和樹がトライを決め、22-8と14点差に。
「チームを本当に誇りに思う。努力があってこその勝利だ。ファンの声援は僕たちの背中を押してくれているし、本当にファンの存在があったからこそきつい時間帯を頑張れた。トライをとれて、チームとして得点を重ねられ、うれしく思う。ゲーム前には『チームみんなで苦楽をともにして、ここまできたら恐れることはない』と話した」と姫野はチーム、ファン一体になっての白星だったことを強調した。
このあと、サモアに2トライを奪われ詰め寄られたが、松田がペナルティゴールを決めるなど逆転は許さず、28対22で逃げきった。
「勝って安心しているが、(キック成功率は)常に100%を目指している。1本外していなければ最後にあんな展開にならなかったのでもっと精進していきたい」とキックが好調の松田だが、浮かれることはなかった。
日本は1次リーグの成績を2勝1敗として勝ち点を9に伸ばした。2大会連続の1次リーグ突破に前進。日本は、10月8日に行われる1次リーグの最終戦で世界ランキング9位のアルゼンチンと対戦する。
「われわれにとってビッグマッチであり、本当にタフな試合だった。守備については試合の中で話し合うことで良い対応が出来た。次のアルゼンチン戦に向けてもワクワクしているし、もちろんタフなものになる」とジェイミー・ジョセフHCは話した。
4年ぶりに発売されたラグビー日本代表カードであるBBM「BRAVE BLOSSOMS」の「ヤフオク!」での9月30日時点の落札額TOP10は
1位 姫野和樹 10枚限定サインカード(縦型・銀版) 40,500円
2位 松島幸太朗 10枚限定サインカード(縦型・銀版) 40,000円
3位 坂手淳史 10枚限定サインカード(縦型・銀版) 38,000円
4位 李承信 10枚限定サインカード(縦型・銀版) 35,500円
5位 齋藤直人 10枚限定サインカード(縦型・銀版) 35,000円
6位 坂手淳史 60枚限定サインカード 30,099円
7位 流大 10枚限定サインカード(縦型・銀版) 30,000円
松田力也 10枚限定サインカード(縦型・銀版) 30,000円
9位 テビタ・タタフ 10枚限定サインカード(縦型・銀版) 28,000円
10位 松島幸太朗 27枚限定サインカード(縦型) 24,555円
となっている。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。