ドラフト全体1位ルーキーのコナー・ベダード(シカゴ・ブラックホークス)が10月11日、NHL初ゴールを決めた。ブラックホークスはこの日、敵地TDガーデンでボストン・ブルーインズと開幕2戦目を行い、1-3で敗戦。貴重な1点を黄金ルーキーが決めた。
1点を追う第1ピリオドの5分37秒、ベダードはウルマークのシュートを弾いた、相手GKのこぼれ球を拾い、左ポストに記念すべき最初のゴールを押し込んだ。18歳86日での初ゴールは、グラント・マルベイ(18歳32日)とエディ・オルチク(18歳56日)に続くチーム史上3番目に年少記録となった。
「エキサイティングだった。(2戦目に決められて)ホッとした。それは本当にクールな瞬間だった。家族の前で決めることができて、気持ち良かった」とベダードは笑顔で話した。
トレーディングカードも注目されるベダードだが、この初ゴールをTOPPS社ではオンデマンドカード「Topps Now」で早速、ステッカーにした。
NHLのトレーディングカードの制作・販売権はUPPER DECK社が持っているため、TOPPS社は「Topps Now」で、カードと同様にコレクションアイテムとして古くから人気があるステッカーで製品化してきた。
ベダードはデビュー戦となり、初アシストを記録した10日のピッツバーグ・ペンギンズとの開幕戦での雄姿に続き、販売受付をスタートした。トレカと同じサイズのステッカーは、コレクターにとっては、トレカと同じ扱いとなるため、ベダードのNHLルーキーステッカーも今後、価値を高めていきそうだ。
NHLトレカは日本では他のプロスポーツに比べ、注目度は高くはなかったが、ベダードのNHL入りもあり、動きを見せている状態。MINT横浜店でも、一時、中断していたNHLトレカのボックス商品の取り扱いを再開するなど、ブレークの予感が漂う。
トレカジャーナル編集部