年間で「世界最高のサッカー選手」に贈られるバロンドールの授賞式が10月30日、パリで開催され、女子部門では、バルセロナに所属する、スペイン代表のアイタナ・ボンマティが初受賞を果たした。
バロンドールは「France Football」誌が主催し、各国・地域の記者の投票によって決定。ボンマティはバルセロナのMFとしてUEFA女子チャンピオンズリーグを制し、スペイン女子代表としてオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)でも優勝。大会MVPにあたるゴールデンボール(最優秀選手)にも選出された。8月にはUEFA年間最優秀選手賞にも選ばれている。
日本女子代表「なでしこジャパン」からもMF宮沢ひなた(マンチェスター・ユナイテッド)は12位、MF長谷川唯(マンチェスター・シティー)が27位となった。
女子サッカー界のトップに立った25歳は、授賞式の前に自身のインスタグラムに「ドレス公開」と題し投稿。白のタンクトップにジーンズという出で立ちで、肩にかけていた白のシャツを両手でバサッと振り下ろした瞬間、艶やかな黒のドレス姿に早変わりした。
「バロンドールを受賞できたことをとても誇りに思う。サッカーは集団スポーツなので、この賞をチームメイトやスタッフにも贈りたい。最後に、他の候補者たちにおめでとうと言いたい。みんな素晴らしいサッカー選手です。この調子が続き、さらに多くのタイトルを獲得できると信じています」と授賞式で語った。
ボンマティはトレーディングカードも多く、人気の選手だが、TOPPS社のオンデマンドカード「Topps Now」が作ったUEFA年間最優秀選手賞の授賞式でのカードは秀逸だ。フィールドでの華麗なプレー姿も美しいが、このカードでは珍しいドレスを披露。今回のドレス姿もカードでコレクションしたい。
トレカジャーナル編集部