第19回アジア競技大会(中国・杭州)のブレイキン(ブレイクダンス)男子で「SHIGEKIX」こと、半井重幸が金メダルに輝いた。大会優勝者に与えられるパリ五輪出場権を獲得した。
DJがかける音楽に合わせ、即興で交互にダンスを披露し1対1で対戦する。ブレイキンはパリ五輪から採用される新種目で、今回のアジア大会で初めて、競技が実施された。
「率直に優勝、金メダルを獲得できてうれしい」とSHIGEKIXは笑顔を見せた。アジア大会の約2週間前、9月25日にベルギーで開かれた世界選手権では銅メダルに終わり、パリ五輪内定は今大会に持ち越されていた。26日に帰国し、10月3日には中国へ。「メンタル、フィジカルも楽ではなかったが、得られたものをいい方向につなげて、今大会でいいパフォーマンスができた」とハードスケジュールの試練も乗り越えた。
パリ五輪でも金メダルの期待がかかる21歳のSHIGEKIX。アジア大会での金メダルに合わせるように、間もなく発売されるBBM「Infinity 2023」に初めてのトレーディングカードが収録される。現在、インサートカードの「STARLIGHT」の画像だけが公開されているが、華麗なポーズを決めている。
今回のアジア大会では、ブレイキン女子は決勝に進出した湯浅亜実(AMI)が銀メダル。福島あゆみ(AYUMI)は3位決定戦で勝利し銅メダル。男子の菱川一心(ISSIN)は4位だった。今後は他のダンサーのトレカ登場にも期待される。
トレカジャーナル編集部