TOPPS社が「2023 TOPPS MLS CHROME HOBBY」の発売を発表。リリースに、アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)のカード画像が掲載されており、メッシのMLSカードを入手するチャンスが増えそうだ。
今年7月にリーグアンのパリ・サンジェルマン(PSG)からインテル・マイアミに完全移籍。「リーグズ・カップ」ではチームにタイトルをもたらせたが、MLSのリーグ戦ではプレーオフに進出できずにシーズンを終えた。
MLSとトレーディングカードの制作・販売の独占契約を結ぶTOPPS社だがオンデマンドカード「TOPPS NOW」でもメッシのカードは作られなかった。LEAF社がロゴマークやユニホームのチーム名のないピンクのユニホームのカードを作り、話題を呼んだが、公式のカードではなかった。
それでも、「2023 TOPPS MLS」では200枚のレギュラーカードに続くカードナンバー#201のショートプリント(SP)として、メッシにとっての初めての「MLSカード」を封入。今回の「2023 TOPPS MLS CHROME HOBBY」にはレギュラーカードのほかに、パラレルカード、インサートカードも収録される模様。直筆サインカードについては未定だが、メッシのファン、メッシカードのコレクターには期待が膨らむ。
メッシにとってのMLSの初シーズンは閉幕したが、話題には事欠かない。12月6日には米国の雑誌「タイム」の年間最優秀アスリート賞を受賞。「メッシは今年、インテル・マイアミと契約したとき、かつては不可能だと思われたことを成し遂げた。アメリカをサッカーの国に変えた」と同誌は伝えた。
「2023 TOPPS MLS CHROME HOBBY」が発売されれば、さらなる話題になることは間違いない。スーパースターのメッシにシーズンオフはない。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。