オフ恒例の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)、日本ゴルフツアー機構(JGTO)、日本プロゴルフ協会(PGA)による3ツアー対抗戦「Hitachi 3Tours Championship 2023」が12月10日、千葉県の大栄カントリー倶楽部で行われた。JLPGAチームが2年ぶり7度目の優勝を飾り、MVPは岩井明愛が選ばれた。
この対抗戦は、難病を抱える子どもたちや家庭環境に恵まれない子どもたちのため、またジュニアゴルファーの育成を支援するためにチャリティ活動として2005年から開催。入場料収入の一部、選手獲得賞金の一部、チャリティイベントによる収入(全額)がチャリティ金として拠出される。
午前の1stステージ(1位:4pt、2位:2pt、3位:0pt)はベストボール方式、午後の2ndステージ(1位:6pt、2位:4pt、3位:2pt)はオルタネート方式で実施。山下美夢有、申ジエ(韓国)、岩井明愛、小祝さくら、櫻井心那、岩井千怜がプレーしたJLPGAチームが1stステージで12ポイント、2ndステージで15ポイントを奪い、トータル27ポイントで勝利した。
2018年以来4大会ぶりの勝利を狙ったプラヤド・マークセン(タイ)、藤田寛之、I・J・ジャン(韓国)、山添昌良、久保勝美、塚田好宣のPGAチームが14ポイント(1st:3pt、2nd:11pt)で2位。大会連覇を目指した金谷拓実、蟬川泰果、宋永漢(韓国)、平田憲聖、稲森佑貴、石川遼のJGTOチームは13ポイント(1st:3pt、2nd:10pt)で3位に終わった。
エポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」では優勝したJLPGAチームのカードを発売。JLPGAツアーでの勝利とは違った笑顔が勢ぞろいした。
トレカジャーナル編集部