Bリーグ第16節、横浜ビー・コルセアーズ対富山グラウジーズ戦が1月6日、富山
市総合体育館で行われた。昨夏のFIVAワールドカップ(W杯)で日本代表PGとして活躍し、2024年パリ五輪への出場権獲得に貢献した河村勇輝(横浜BC)
が今年の最初の試合で、Bリーグで1試合最多となる20アシストを記録した。
河村はこの日、29分12秒のプレーで、3点シュートを4本、決めるなど25得点、20アシスト。杉浦佑成も3点シュートを8本中7本決めるなど23得点を挙げ、チームは100-95で勝利した。
この日までに、平均得点と平均アシストの2部門でリーグトップに立っていた河村。この日も第1Qだけで5得点8アシストとスタートを切ると、第2Qでも5得点4アシスト。前半だけで10得点12アシストのダブルダブルを記録した。
さらに第3Qでも8アシストをマークし1試合20アシストに到達。それまでのリーグ記録だった齋藤拓実(名古屋D)と松島良豪(北海道)の18アシストを抜きリーグ新記録となった。
「ペイントアタックを40分間続けて、いいワイドオープンを作り出したことはすごく良かった。オフェンスでは100点取っているので問題ないとは思うが、今日は3ポイントが当たっていたので、明日はそうはいかないと思う。後半相手がバウンスバックしてきたときにディフェンスの遂行力が落ちてしまったところが多々見えたので、オフェンスではなく、ディフェンスにもっと集中してやっていかないといけない」と河村は話した。
ルーキーイヤーの昨シーズンは新人王とMVPのダブル受賞を飾った。Bリーグで存在感を増す河村はトレーディングカードでもトップクラスの存在感を見せている。MINTモールではBBM「2023 B.League Fast Break 1st Half」の70枚限定直筆サインカードは90,000円で販売された。昨年12月に発売されたBBMの最高級版トレカ「Crown」にもカードが封入され、20枚限定のインサートカード「Velvet」も5,000円で販売された。
今季のBリーグトレカ「BBM X B.LEAGUE TRADING CARDS 2023-24 SEASON FAST BREAK 1st Half」は1月30日に発売予定。河村の20アシストの新記録は、これまで以上に河村のトレカの注目度アップの「アシスト」になった。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。