元日本代表MF松井大輔が2月20日、現役引退を発表した。「引退の仕方はいろいろあると思うけど、インスタで発表するのも新しいかなと思った」とサプライズを予告していた自身のSNSで表明した。
2000年に鹿児島実高から京都パーブルサンガ(現サンガ)入り。フランスのルマンを皮切りにサンテティエンヌ、グルノーブルなどフランス、ロシア、ブルガリア、ポーランドを経てジュビロ磐田、横浜FC、ベトナム、J3のYS横浜で42歳までピッチに。昨季限りでYS横浜との契約が満了していた。
代名詞は「ドリブル」だった。2004年アテネ五輪では日本代表の10番を背負った。10年FIFAワールドカップ(W杯)南アフリカ大会では全4試合に先発し、岡田ジャパンのベスト16進出に貢献。2003~11年に招集された日本代表では国際Aマッチ通算31試合1得点をマークした。
2021年にはフットサルのFリーグにも挑戦した。
SNSには、元日本代表で10年W杯の最前線3枚として活躍した本田圭佑と大久保嘉人さん、女子レスリングで五輪3連覇の吉田沙保里さんも参加。
本田は「引退ホンマなん?」と驚きを隠せない様子だった。さらに「今後は?」と聞かれ「ドリブルに特化したコーチをやれたらいいなと思う」「ドリブルなどの技術に特化したスクールを立ち上げたりしたい」などと答え、引退試合を開催するプランがあることなどを報告。「これから第2の人生が始まるので応援お願いします」と話した。
松井のトレーディングカードは、エポック社をはじめ、カルビー、ゲームカードの「WCCF」などで登場してきた。MINTモールではサインカードは6,000‐8,000円で出品されている。「永遠のドリブラー」が育てるドリブラー、そして、そのトレカが楽しみだ。
▼ミントモール
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Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。