バレーボールのVリーグ女子1部(V1)プレーオフは3月3日、群馬・高崎アリーナで決勝を行い、レギュラーラウンド2位のNECが同1位のJTを3―1で破り、2季連続8度目の優勝を飾った。NECは2季連続で全日本選手権との2冠を達成した。
古賀紗理那が最高殊勲選手賞を受賞した。第4セットでバックアタックを連発するなどチーム最多の26得点。「タフなゲームになることは想定していたので、しっかり勝ちきれてとてもうれしい。第1セットと第2セットは競った展開になったが、これを取ることが勝利につながると信じて全員で戦えた。最後の勝負どころに体も心も持っていくことができた」と話した。
MVPは2季連続となった。「正直に言うと2季連続で申し訳ない。私だけの賞ではない。チームのみんなが私を輝かせてくれた。みんなに感謝したい」と謙遜した。コートでの華麗なプレースタイルだけでなく、こんな一面も人気の理由のひとつだろう。
日本代表のキャプテンとしても活躍が注目されている。昨年9月のパリ五輪予選で敗れた日本は、国際大会「ネーションズリーグ」後、パリ五輪開幕まで約1か月を残した6月17日の世界ランキングで、出場を判断される。
「日本代表も(東京五輪から)3年目の集大成。パリ五輪の切符を獲らないことには、パリでメダルを獲る目標を達成できない。チーム力を高めつつ、それぞれが個々の力をつけていけたらいい」と古賀は瞳を輝かせた。
古賀は、男子代表の西田有志(パナソニック)と昨年、結婚したが、結婚後も人気を上げている。トレーディングカードもその人気ぶりを証明するアイテムのひとつで、直筆サインカードは20,000円前後の高い市場価格をつけている。
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Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。