2023年にフランスで開催されたラグビーワールドカップ。前回大会のベスト8に続いての躍進が期待されていた日本代表”ブレイブ・ブロッサムズ”だったが、予選リーグで敗退。国内ラクビーの盛り上がった気運もやや沈むのではないかと心配していたが、昨年12月から始まったリーグワンは大盛り上がりだ。
私も観戦した日産スタジアムで行われた横浜キャノンイーグルス対トヨタヴェルブリッツの試合では3万人以上の観客を集めたし、今年1月に熊谷で行われた埼玉パナソニックワイルドナイツ対トヨタヴェルブリッツ戦も1万5,000人近くの観客で大盛況と、ラグビー人気は定着した感じがある。
ラグビー人気を底上げした要因としては、昨年のワールドカップで活躍した世界的なスター選手が数多くリーグワンに加入した事だろう。中でもトヨタのSOボーデン・バレット、SHアーロン・スミスのオールブラックスの名コンビは大人気だ。その他にも、横浜には南アフリカのワールドカップ連覇に貢献したSHファフ・デクラーク、東芝ブレイブルーパスにはオールブラックスのSHリッチー・モウンガが所属するなど、人気と実力を兼ね備えたスター選手が目白押しだ。
そんな中でベースボール・マガジン社から3月末に発売された「ジャパンラグビーリーグワン BBMカード2024/D1 Ver.」が大好評。ディビジョン1の全12チームの84選手がカード化され、迫力あるプレー写真やシンプルなデザインが魅力のアイテムだ。各店で完売に近い状態にあるということからも、その好評ぶりが伝わってくる。
私も2ボックスを購入。さっそく開封してみたが、ラッキーなことにデクラーク、モウンガに加えて日本代表のキャプテンNo.8姫野和樹(トヨタ)、SH斎藤直人(東京サントリーサンゴリアス)の直筆サインカードが入っていた。
イングランド大会で指揮を執ったエディ・ジョーンズ監督が復帰した新生ジャパンでも中心としての活躍が期待される姫野、これからを担う斎藤をはじめとした若手たちにも注目していきたい。それと個人的ではあるが、長く日本代表を引っ張り、今季で現役を引退する埼玉パナソニックワイルドナイツのHO堀江翔太も何とか手に入れたいカードの一つだ。
Chief(ライター)
国内サッカーを中心にトレカの世界を長年に渡って見守って来た元スポーツ雑誌編集者。横浜F・マリノスサポーター。ラグビー、相撲にも造詣が深い。