「ラ・リーガ」は5月28日、今季の各表彰者を発表。36回目のリーグ制覇を果たしたレアル・マドリードのイングランド代表MFジュード・ベリンガムが年間最優秀選手(MVP)に選出された。
ベリンガムはファン、各クラブ主将、専門家による投票でチームメートのビニシウス・ジュニオール、アントワーヌ・グリーズマン(アトレチコ・マドリード)、アルテム・ドフビク(ジローナ)、ロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ)を抑えた。
今季、ドイツのドルトムントからRマドリードに加入したベリンガムは、リーグ戦開幕4試合連続ゴールの衝撃デビュー。リーグ28試合で19ゴール、8アシストを記録し、バルセロナとのエル・クラシコ2試合ではいずれも決勝点をあげ、クラブのリーグ優勝に大きく貢献していた。
ドルトムント(ドイツ)との欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝を控えているため、5月28日の式典は欠席。「チームメート、コーチングスタッフ、そして何よりも世界最高のファンにこの賞を捧げたい。このチームでプレーするのはいつも楽しい。マドリード、万歳!」とメッセージを残した。
ベリンガムのトレーディングカードもルーキーカード(RC)が人気だが、Rマドリードのカードも市場価格が上昇。米国ネットオークション「eBay」では、PANINI社の人気インサートカード「Kaboom!」の「2023-24 Donruss」に封入された1枚が1,300ドル(約20万4,000円)で落札された。
また、U-23最優秀選手賞にはバルセロナのFWラミン・ヤマルが輝いた。16歳ながらラ・リーガ37試合に出場し、5ゴール8アシストを記録した。最優秀監督賞はジローナを初のチャンピオンズリーグ出場へと導いたミチェル監督が選出された。
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英はラ・リーガ年間最優秀選手賞とU-23最優秀選手賞にただひとり、ノミネートされていたが、受賞を逃した。
トレカジャーナル編集部