JLPGAツアー2024シーズン第12戦「ブリヂストンレディスオープン」の最終日が5月19日、袖ヶ浦カンツリークラブ・袖ヶ浦コースで、開催された。竹田麗央(ヤマエグループHD)が、大会記録を1打更新する通算14アンダーの274で今季3勝目。メルセデスランキング1位に再浮上、さらに、自身初の4日間大会Vとなった。
首位と1打差でスタートした最終日。1番パー4でグリーン奥ラフからのチップインバーディーを奪うと、勢いに乗った竹田は2番、3番で連続バーディーを出して単独首位に躍り出る。続いて5番で10メートル超のバーディーパットを決めると、6番でもバーディー。なんと、前半だけで2位に5打差をつけた。そのまま2位以下の追随を許さず6バーディー、2ボギーの68でフィニッシュ。圧倒的な強さで逆転Vを決めた。
表彰式で竹田は「初日から良いゴルフができて、優勝することができて本当にうれしいです。ドライバーとパッティングが好調で最後まで自信をもってプレーすることができました」とこの日のプレーを振り返った。また、公式SNSでは「ブリヂストンレディスオープンで3勝目をあげることができました!今週はたくさんバーディーが取れて、優勝することが出来ました。たくさんの応援ありがとうございました。来週からも頑張ります」と喜びのコメントをファンへ届けた。
2024年のツアーには12試合に出場している。優勝3回を含むトップ10入りが8回。ライバル達に差をつけて、ひと足早く3勝目を手にした竹田は、攻めのゴルフが信条。今大会の4日間の平均飛距離が284.63ヤードというパワーヒッターだが、今大会ではバーディーを連発して、グリーン上のテクニックでも魅せた。力と技のバランスが取れて、ほかに真似できないスキルを手に入れた今年の竹田は、今後の女子ゴルフ界の中心となって引っ張っていくだろう。
エポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」では、今季3勝目を挙げた竹田のカードを販売。ロングコースをものともしないパワフルなドライバーショットを収めた1枚になっている。4月にツアー初優勝を飾ったばかりのニューヒロインの快進撃はまだまだ続く。
Kumin(ライター)
あらゆるスポーツとディズニーを愛するトレカ女子。トレカジャーナルでは女子ゴルフをメーンに担当しているが、好奇心旺盛でほかのスポーツにも興味津々。エポワン「ディズニー」のコンプリートを目指している。