バスケットボール男子日本代表の渡邊雄太が、B1リーグの千葉ジェッツふなばしに加入することが決まった。同クラブがホームページで、渡邊本人も自身のSNSで、7月11日に発表した。

4月に自身のSNSでライブ配信を行い「日本でプレーすることを決めた。20代は苦労したので、これからは自分のやりたいバスケットをやりたい」と表明。日本人選手では最長となる6シーズンを過ごしたNBAからB1リーグへの移籍を明らかにしていた。

千葉JはB1リーグではプレーオフ進出の常連で、天皇杯では2連覇中の強豪チーム。日本代表のキャプテンを務める富樫勇樹がチームをけん引する。

渡邊はこの日、自身のSNSも更新し「この度千葉ジェッツと契約させて頂きました。また新たなプロバスケ人生を日本で一からスタートすると言う事で、背番号は「1」にしました。新しい環境での旅の始まりに本当にワクワクしています！今後も応援よろしくお願いします！」とメッセージを送った。

渡邊は2018年にグリズリーズとツーウエー契約を結び、同10月に日本人選手では田臥勇太（現・宇都宮ブレックス）以来2人目のNBAデビュー。昨シーズンはNBAのサンズで開幕を迎えたが出場機会が減り、シーズン途中で古巣のグリズリーズに移籍していた。

2度目の五輪に挑む渡邊はパリ五輪前の強化試合を行うヨーロッパに向け出発。心配された左足の肉離れも、順調に回復して「問題なく出られるだろう」と前日の会見で現状を報告した。新たな所属先も決定し、日本代表「AKATSUKI JAPAN」の中心選手として、目標のベスト8へ集中する。

渡邊のトレーディングカードはB1リーグでのプレーを発表してから、NBA時代のカード、日本代表のカードともにこれまで以上に人気を集めている。最新カードのバンダイ「AKATSUKI JAPAN ツインウエハース」の箔サインカードも、日本代表選手の中でも富樫、河村勇輝、初トレカとなった富永啓生とともに人気は飛び抜けている。

Bリーグのトレカは、BBMが毎年、「FAST BREAK」2シリーズを制作・販売してきた。実際のプレー写真を使用した渡邊の初Bリーグカードは後半の「2nd Half」になるかもしれないが、入団会見の様子を「1st Half」に収録するのはいかがだろうか。

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Cove（ライター）
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター（自称）。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。