TEAM JAPANのパリ五輪が7月24日、スタートした。開会式に先立って、ラグビー(7人制)の日本代表がニュージーランドと対戦し、熱い、感動の戦いが幕を開けた。
エポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」では「TEAM JAPAN」のカテゴリーで「JOCスポーツ賞」のカードを発売。その第2弾を発表し、発売予定を明らかにした。
JOCは4月23日、オリンピック・ムーブメントの推進とスポーツの各分野で優れた成果をあげた選手や指導者の栄誉、功績を讃え令和5年度「JOCスポーツ賞」の「年度賞」「年度別栄誉賞」「特別貢献賞」「女性スポーツ賞」の表彰者・団体を決定。パリ五輪の開幕まで50日となった6月6日に都内で開催した表彰式での写真を中心に、「特別栄誉賞」「特別厚労賞」「新人賞」を受賞した6人のアスリートのカードを新たに企画した。
【令和5年度「JOCスポーツ賞」】
▶最優秀賞
・北口榛花(やり投げ)=ブダペスト2023世界陸上競技選手権大会で優勝。五輪、世界選手権のフィールド競技で日本人女子初の優勝。
▶優秀賞
・須﨑優衣(レスリング)=2023年世界選手権(セルビア・ベオグラード)女子フリースタイル50kg級で1位。2大会連続、48kg級と合わせて自身4度目の世界選手権優勝。
・水球男子日本代表チーム=第19回アジア競技大会(2022/杭州)で1位。アジア大会では、1970年のバンコク大会以来53年ぶりの優勝。
・阿部一二三、阿部詩(柔道)=2023世界柔道選手権カタール・ドーハ大会でともに1位。2大会連続4度目の優勝。通算3度目の兄妹同日優勝。
・ソフトボール女子日本代表チーム=第19回アジア競技大会(2022/杭州)で1位。アジア大会で前人未踏の6連覇を達成。完封勝利で優勝。
▶特別栄誉賞
・坂本花織(フィギュアスケート)=ISU 世界フィギュアスケート選手権大会2024女子シングルで1位。世界では56年ぶり、日本勢では男女通じて初の3連覇。
・江村美咲(フェンシング)=2023世界選手権大会(イタリア/ミラノ)女子サーブルで1位。日本勢では男女を通じて初の連覇。
▶特別功労賞
・早田ひな(卓球)=2023年世界卓球選手権ダーバン大会(個人戦)女子シングルスで3位。世界卓球選手権において、強豪中国選手に勝利してのメダル獲得は男女通じて44年ぶりの快挙。
・バレーボール男子日本代表チーム=FIVBパリオリンピック予選/ワールドカップバレー2023で2位、バレーボールネーションズリーグ2023で3位。北京2008オリンピック以来の自力でのオリンピック出場権を獲得。大会初の銅メダルを獲得し46年ぶりの世界大会表彰台を飾った。
・堀島行真(スキー/フリースタイル)=FISフリースタイルスキー・ワールドカップ(W杯)男子モーグルで総合優勝。日本人男子初の種目別総合優勝。
▶新人賞
・開心那(スケートボード)=スケートボード・パーク世界選手権2023女子パークで1位。世界選手権で自身初の優勝。
・島田麻央(フィギュアスケート)=第4回ユースオリンピック冬季競技大会(2024/江原道)のフィギュアスケート女子シングルスで1位。ユースオリンピックの女子シングルで日本人女性初の優勝。
▶特別貢献賞
・バスケットボール男子日本代表チーム=FIBAバスケットボールワールドカップ2023でアジア1位、48年ぶりの五輪出場権を獲得した。
この中から、「エポワン」は第1弾では北口、須﨑、阿部きょうだい、水球チーム、ソフトボール女子チームが「エポワン」になり話題を集めた。今回は坂本、江村、早田、堀島、開、島田の華やかな顔ぶれでカード化。坂本、江村、開、島田は表面が表彰式での写真、裏面には競技中の写真を使用する、うれしい仕様になっている。早田の笑顔もいい。ダイナミックな堀島もいい。何よりも、Tリーグ「エポワン」でカード化された早田を除く、5人が初の「エポワン」登場となった。島田は初のトレカとなった。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。