パリ五輪のスケートボードの男子ストリートが7月29日、パリ中心部にあるコンコルド広場で行われ、堀米雄斗が2大会連続となる金メダルを獲得した。
ストリートは、階段やレールなどが設置されたコースで、45秒の間に何回も技を繰り出す「ラン」を2回、一発の大技で勝負する「ベストトリック」を5回行ったうえで、得点が高かった「ラン」と、「ベストトリック」2つをあわせた3つの合計点で順位を競う。前回大会の東京五輪から正式種目に採用され、堀米が初代王者に輝いた。
決勝は前半の「ラン」で、世界ランキング2位の白井空良が3位、堀米が4位となり、ジャガー・イートン、ナイジャ・ヒューストンの米国人選手を追う展開となった。
堀米は後半の「ベストトリック」の1回目に94.16の高得点をマーク。この後の3回を続けて失敗し、運命の5回目を迎えた。
ここで堀米は270度回転してボードの後ろ部分をレールに滑らせる起死回生の大技を成功。今大会の最高得点となる97.08を叩きだし大逆転。いつもは冷静な25歳がスケートボードを蹴ってガッツポーズするほどの興奮ぶりを見せた。
イートン、ヒューストンともに再逆転できず、堀米の2大会連続となる金メダルが決まった。銀メダルはイートン、銅メダルはヒューストンが獲得。白井は「ベストトリック」の1回目に93.80を記録。4回目にも94.21の演技を見せたが、4位に終わった。
「ここまで来るのに本当に諦めかけたこともあった。予選シリーズの第1戦が終わったあとにオリンピックに行けるかもわからない状況だったなかで、1%の可能性を最後まで信じてやったことが実ったのですごくうれしい」と話した。

前田健太のSNSから

堀米雄斗のSNSから
世界的に有名なボーダーである堀米だが、オフィシャルなトレーディングカードはこれまで発行されていないようだ。米国ロサンゼルスに本拠地を置くこともあり、これまで、MLBドジャース、エンゼルスで始球式を行い、NPB巨人戦では試合前に東京ドームのマウンドに立ったが、それでもカードは作られなかった。
いろいろと事情はあるだろうが、今回は劇的すぎる大逆転での金メダルだけに、エポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」の「TEAM JAPAN オフィシャルトレーディングカード パリ2024オリンピックメダリストシリーズ」に登場してもらいたい。ファンもコレクターもその1枚を待っている。
2023 TEAM JAPAN オフィシャルトレーディングカード「SYMBOL ATHLETES & NEXT SYMBOL ATHLETES 」好評発売中!(販売ページリンク)
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。