川﨑春花が2年ぶり通算3勝目! 改造スイングと復活の笑顔が「エポワン」に!【コラム/ゴルフ】

「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」の最終ラウンドが7月7日、北海道札幌市・真駒内カントリークラブ空沼コースで行われ、川﨑春花(村田製作所)が、トーナメントレコードとなる通算18アンダー、270で今季初優勝を飾った。川﨑にとって2022年「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」以来となるツアー通算3勝目。2023年のポイントランクは48位、今季も7度の予選落ちを経験している川﨑だが、スイングの改造に取り組み、過去の経験に基づいてクラブの見直しを行い、そして持ち前の粘り強さで勝利をつかみ取った。

最終日を首位でスタートした川﨑。第3日目までボギーを1度も出さずにラウンドを続けていたが、ついにこの日、1番で今大会初のボギーを出して、史上2人目となる4日間大会ノーボギー記録を逃してしまう。その後、5番・9番でバーディーを出して前半を折り返す。後半もコツコツと安定したプレーを続け、17番で3メートルのバーディーパットを決めて、最終18番をパーでフィニッシュ。4バーディー、1ボギーの69で回り、2位に4打差を詰められることなく完全勝利を飾った。

試合後には「ミスショットもあった」と語っていたが、「去年の夏頃から、辛くて涙が出てしまうような日もあったけれど、この経験があったから優勝できたと思える日のために、頑張ってきました。そして、そう思える日がきてくれて自分の中で価値のある3勝目になりました!いつもサポートして下さるスポンサーの皆様、本当にありがとうございます」と、公式SNSのコメントでは、この優勝によって昨シーズンから伸び悩んでいたプレーに終止符を打った喜びが感じ取れた。

川﨑とゴルフとの出会いは7歳。父と姉の影響でゴルフを始め、中学時代には国内外の大会で好成績を残す。2020年「全国高等学校ゴルフ選手権春季大会」で優勝。2021年にアマチュアで参戦した「日本女子オープン」で11位に入り、同年11月のプロテストに一発で合格。翌年の2022年にはJLPGAステップ・アップ・ツアー「山陰ご縁むす美レディース」でプロ初優勝を飾ると「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」では大会最年少の19歳でメジャーツアー初優勝。さらに「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」で2勝目を挙げ、その年のJLPGAアワードで新人賞を獲得した。

約2年ぶりの川﨑の優勝を記念して、エポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」を発売。表面は改造したスイングでクラブを振り切るダイナミックな写真、裏面は川﨑らしい笑顔の1枚になった。

川﨑が生まれた2003年度には櫻井心那(ニトリ)や尾関彩美悠(JFEスチール)、神谷そら(郵船ロジスティクス)等、これからの女子プロゴルフ界をけん引するだろう有力選手が多数いて「ダイヤモンド世代」とも呼ばれている。若さ溢れるパワフルな彼女たちのプレーは常に注目度も高い。

涙から笑顔、雨から晴-ひと足早く梅雨明けした川﨑の今後が楽しみだ。

Kumin(ライター)
あらゆるスポーツとディズニーを愛するトレカ女子。トレカジャーナルでは女子ゴルフをメーンに担当しているが、好奇心旺盛でほかのスポーツにも興味津々。エポワン「ディズニー」のコンプリートを目指している。

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