MLSのロサンゼルス・ギャラクシーは8月15日、ドイツ代表FWのマルコ・ロイスの獲得を発表した。
ドルトムントの下部組織出身で、2012年に古巣に帰還したロイス。以降、香川真司ともプレーするなど、在籍した12シーズンで公式戦429試合170ゴール131アシストを記録。DFBポカールも2度、制覇した。昨シーズンの欧州チャンピオンズリーグ決勝でレアル・マドリーに0-2で敗れ、フリーとなった。
2018年のFIFAワールドカップに出場するなどドイツ代表として国際Aマッチ48試合に出場し15得点をマークしたロイスに対しては、各国各リーグが関心を寄せる中、MLS移籍が早くからウワサされていた。
35歳のロイスとギャラクシーが結んだ契約は2026年末までの2年半。ウィル・クンツGMは「マルコ・ロイスはチャンピオンズリーグ決勝やワールドカップを含むハイレベルの舞台で活躍した世界的な選手。ドイツでキャリアを全うしたマルコがギャラクシーに加入することは、私たちがクラブで築き続けているプロジェクトの証だ。2024年MLSシーズンのラストスパートとその先に向けて、マルコがチームに貢献してくれることを楽しみにしている」とコメントを発表した。
ギャラクシーと言えば、昨季、吉田麻也が加入。かつてはランドン・ドノバン、デビッド・ベッカム、ロビー・キーン、ズラタン・イブラヒモビッチらが所属したことでも知られる。MLSはTOPPS社がトレーディングカードに関する制作・販売の契約を結んでおり、オンデマンドカード「TOPPS NOW」も発行されている。ロイスの新天地でのカードはもちろん、吉田や、インテル・マイアミのリオネル・メッシとのトレカでの競演も楽しみだ。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。