9月にタティースJrのボブルヘッドをもらいにサンディエゴまで行ってきました。そのタティスJrからの3者連続本塁打も飛び出して、宿泊先のアナハイムのモーテルへの2時間のドライブも苦になりません。ご機嫌な理由はもうひとつ、翌日、コレクティブルショー「フランク&サンズ」に行くからなのです。
毎年のアナハイム訪問で、欠かせない「フランク&サンズ」。年々、トレーディングカードの出店ブースは減っていますが、やはり、ここだけは行かないわけにはいきません。もちろん、掘り出し物のカードを発見したり、雑多に置かれたシングルカードをストレージボックスから漁ったり、何より、トレカの最新情報を入手できます。
大谷翔平投手とデコピンのパラレル版ゴールドボブルヘッドを初めて生で見て興奮した後、なじみのサプライ専門店で見つけたのが、「カードマンション」という収納用品でした。
カードをいっぱいに詰めたストレージボックスって、1600枚、2000枚、3200枚用の大型のものなら、まだしも、800枚までの「1本もの」はなかなか、置く場所に困るものです。積めば、下のほうのボックスは出しずらいし、高く積み上げれば、愛猫がいたずらして、なだれを起こしてしまうことも。
そんな「1本もの」のストレージ12本をぴったり、収納する「カードモーテル」。まるで、ストレージが引き出しのタンスのようです。ボックスをボックスに収納するなんて、まさに逆転の発想。ストレージボックスと同じ材質の紙製で、色の統一感もシンプルでいい感じです。きっと、ストレージが車のように、収まるので「モーテル」=「モーターホテル」なのでしょう。モーテルによく宿泊するボクも納得のネーミングです。
価格はストレージの長さによって、35ドル(約5,000円)と40ドル(約6,000円)の2種類。組み立て式ですが、かさばることと、ちょっと、買い物をし過ぎて、スーツケースが50ポンド(約23kg)を越えるとオーバーチャージを取られるので、購入は断念。日本でもぜひ、作ってほしいトレカ収集用品です。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。