米国大手オークションハウス「Goldin Auctions」で9月29日、大谷翔平投手(ロサンゼルス・ドジャース)の「40-40」ボールが251,320ドル(約3,770万円)で落札された。
大谷は8月23日、本拠地のドジャースタジアムでのタンパベイ・レイズ戦で、盗塁を決め今季40盗塁に到達。9回には今季40号本塁打となる、サヨナラ満塁アーチで40本塁打-40盗塁の「40-40」達成した。
大谷が放った389フィートの劇的なメモリアル弾は、スタンドに座っていたファンに当たって跳ね返り、フィールドに落ちた。しかし、レイズ中堅手のホセ・シリ外野手がボールをスタンドに投げ返し、初めてドジャースの試合を観戦していたトロイ・ベンテオさんが、ボールを足と座席の下のコンクリートの間に挟んで拾い上げた。
「みんな大騒ぎで、ボールが我々のいる場所に投げ返されたとき、その興奮はさらに増した。4、5秒間、純粋な騒乱、狂乱、大混乱だった」ベンテオさんは話した。カリフォルニア州ベーカーズフィールドに住むベンテオさんから、この「40-40」ボールを委託されたGoldin Auctionsは9月の「エリートオークション」でこのボールを出品した。61件の入札があった。
Goldin Auctionsは、大谷の「50-50」ボールも出品しており、「40-40」ボールが落札された時点で1,500,000ドル(約2億2,500万円)まで入札額は上がっている。入札締め切りは10月16日に延期された。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。