TOPPS社がディズニー(ウォルト・ディズニー社)との契約を延長・拡大した。同社は12日、リリースを通じて、ディズニーが権利をもっている人気映画シリーズ「スターウォーズ」のトレーディングカードの制作・販売に関する契約を延長することを発表。さらに、ディズニーが権利を有するピクサー作品、マーベル作品のトレカをTOPPS社が2025年から制作することを予告した。
2025年の年明けには「Topps Finest X-Men ’97」がTOPPSのブランドで初めて世界的に発売されるマーベルのトレカになる。発売される。現在、マーベルのトレカはかつてはFLEER社が制作し、現在では「FLEER」ブランドを傘下に収めたUPPER DECK社が制作・販売の契約を結んでいる。「スターウォーズ」のカードは1977年以来、TOPPS社が発売してきた。ディズニー作品についても2023年にディズニーの100周年を記念した「CHROME DISNEY 100」を発売した。
TOPPS社では今回のパートナーシップを「画期的」とした。「TOPPSはディズニーコンシューマープロダクツと長年、協力し、トレーディングカードの分野で物理的およびデジタルの革新を推進してきました。TOPPSとの関係を正式に拡大し、当社ブランド全体のストーリーテリングを世界中のカード収集愛好家にお届けできることを嬉しく思います。TOPPSとの関係を正式に拡大し、当社ブランド全体のストーリーテリングを世界中のカード収集愛好家にお届けできることをうれしく思います」とディズニーのエグゼクティブバイスプレジデントのポール・ギッター氏は話した。「TOPPSでは、ファン体験の向上に絶えず注力しており、この新しい拡張により、ディズニーと引き続き協力して、趣味の最高のイノベーションをコレクターに提供できるようになります」とTOPPS社の親会社であるファナティクスコレクティブルズのトレーディングカード担当のデビッド・ライナー社長は、このパートナーシップがTOPPS社とディズニーの世界の最高のものを融合することで、コレクターやファンが楽しむ経験や喜びを向上させることを強調した。
リリースでは、「カードコレクターからディズニーやマーベルの熱狂的なファンまで、新しいラインナップは『ゲーム・チェンジャー』となることは間違いない。ミッキーやピクサーのクラシック作品の懐かしさ、X-Menのスーパーヒーローの冒険、スター・ウォーズの時代を超えたスリルなど、カード収集が新しい章を迎えることになる」としている。
米メディア大手のウォルト・ディズニー社は2006年にピクサーを子会社化。2009年には「X-Men」、「スパイダーマン」、「アイアンマン」などでおなじみの米コミック大手マーベル・エンターテインメントを買収。「スター・ウォーズ」シリーズを手がけたルーカスフィルムを2012年に買収していた。
トレカジャーナル編集部