バスケットボール男子で2024年パリ五輪日本代表の富永啓生が、NBA下部のGリーグでペイサーズ傘下の「インディアナ・マッドアンツ」への所属が正式決定した。マネジメント会社が10月16日、発表した。
富永は今夏にペイサーズとの開幕前キャンプ参加のための「エキシビット10」契約合意を発表していたが、9月26日付で契約解除となっていた。
背番号はこれまで背負ってきた憧れのステフィン・カリー(NBAウォリアーズ)と同じ「30」に決まった。「背番号30番を付けてマッドアンツでプロバスケットボール選手としてのキャリアをスタートできること、大変嬉しく思います」と富永がコメントを発表した。
さらに「自分の武器である『3ポイント』と『パッション』でチームの勝利に貢献し、自分自身も更に成長して『NBA選手になる』という夢の実現に向けて挑戦を続けます。これからも応援をよろしくお願いします!」と意気込みをコメントした。
これまで、Gリーグでは田臥勇太(アルバカーキ・サンダーバーズ)、富樫勇樹(テキサス・レジェンズ)、渡邊雄太(メンフィス・ハッスル/ラプターズ・905)、馬場雄大(テキサス・レジェンズ)がおり、富永は史上5人目になる。
NBAでのプレーが楽しみな富永だが、NBAのコートに立てばトレーディングカードの制作・販売の権利を持つPANINI社からのカードが作られる。それでも、GリーグのカードはTOPPS社が制作しており、日本人選手初のGリーグカードへの登場が期待できそうだ。昨季の「2023-24 TOPPS G-LEAGUE BASKETBALL HOBBY」は昨年6月に発売された。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。