北海道日本ハムは12月24日、中日から国内フリーエージェント(FA)権を行使した福谷浩司投手と入団合意に達したと発表した。
福谷も同日、自身の公式SNSを更新し「高みを目指すことを目標に、移籍を決断しました」と心境をつづった。福谷は慶大から2013年のドラフト1位で中日に入団し、14年に中継ぎとしてリーグ最多の72試合に登板。21年には開幕投手を務めた。通算278試合登板と経験豊富で先発、救援の両方で存在感を放ってきた右腕は「新しい環境でもチャレンジし続けたい」とコメントを発表した。
これでファイターズは2022年オフの伏見寅威捕手(前オリックス)、2023年オフの山崎福也投手(前オリックス)に続いて3年連続でFA補強に成功した。今季、リーグ2位に躍進したチームだが、就任4年目の来季、2016年以来の日本一を目指す新庄剛志監督にとって、クリスマスプレゼントになった。
これで今オフ、FA宣言した全9選手の去就が決まり、6選手が来季、新しいチームでプレーすることになった。
【今オフのFA権行使選手】
原口文仁内野手 阪神 → 残留
大山悠輔内野手 阪神 → 残留
木下拓哉捕手 中日 → 残留
茂木栄五郎内野手 東北楽天 →東京ヤクルト
石川柊太投手 福岡ソフトバンク → 千葉ロッテ
九里亜蓮投手 広島東洋 → オリックス
甲斐拓也捕手 福岡ソフトバンク → 巨人
福谷浩司投手 中日 → 北海道日本ハム
菅野智之投手 巨人 → MLBボルチモア・オリオールズ
エポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」か、BBMか、TOPPSか、移籍選手の入団会見のトレーディングカードが楽しみだ。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。