2024年J1リーグが、最終的にヴィッセル神戸が昨シーズンに続いて2連覇で幕を閉じた。最終節までサンフレッチェ広島、町田ゼルビアと繰り広げた三つ巴の優勝争いは面白かった。
私が応援する横浜F・マリノスは、監督の途中交代もあり、ACLを含めたハードな日程の中での戦いで浮き沈みが多く、リーグ戦は9位。天皇杯もルヴァンカップも敗退して無冠で終了した。
その中で、アンデルソン・ロペス選手が24ゴールを上げ、2年連続の得点王に輝いたのが唯一の明るい話題だった。
アタッキングフットボールを掲げ、その攻撃の中心となったのが、エウベル選手、ヤン・マテウス選手、ロペス選手のブラジル人トリオだった。彼らが好調の時には破壊的な攻撃を見せた。中でも卓越したテクニック、正確な左足のシュート、身体能力の高さを生かしたヘディング、懐の深いボールキープによるポストプレーに優れ、得点を量産したのがロペス選手の活躍ぶりは素晴らしかった。
また、ワンストップモーションを入れ、GKの動きを読んだPKは独特そのもの。
2023年シーズンに22ゴールを上げて得点王となり、今シーズンも24ゴールと2年連続で20ゴール以上を記録しての得点王に輝いた。
毎年、エポックから発売になる横浜F・マリノス[オフィシャルトレーディングカードスペシャルエディション]を1ボックス購入しているが、ロペス選手の直筆サインカードは残念ながら引き当てたことがない。
得点王に輝いたこの2年でも、ヤフオクでも相場は1,000円から3,000円くらいと意外と安値だ。マリノスファンにとっては、まさに勝利の神様的な存在のロペス選手だけに、もう少し高値がついてもおかしくない。
逆を言えば、いまが買い時とも言える。
ぜひ、ロペス選手の直筆サインカードを見つけた時には入手をしてみた方がいいかも知れない。
Chief(ライター)
国内サッカーを中心にトレカの世界を長年に渡って見守って来た元スポーツ雑誌編集者。横浜F・マリノスサポーター。ラグビー、相撲にも造詣が深い。