2024年パリ五輪、パリ・パラリンピックの「TEAM JAPAN 応援感謝イベント」が11月30日、都内で行われた。
メダリストや代表選手は、五輪、パラ合わせて合計107人が参加。日本橋中央通りを約700メートル歩き、沿道を埋め尽くした1万人のファンに手を振るなど笑顔で応じ、声援に応えた。
日本選手団の旗手を務め、フェンシング女子サーブル団体銅メダルの江村美咲(立飛ホールディングス)は「五輪では、試合前後もSNSでたくさんの方々に応援メッセージをもらい力になっていました。それがより現実的になりました。ちょっとぐっとくるものがありました。『またロスに向けて頑張って!』『次は金メダルね!』と声をかけていただき、また頑張りたいと思えました」と話した。
レスリング女子53キロ級で金メダルを獲得した藤波朱理(日体大)は、「また次に向けて、今度はみなさんに、一歩踏み出す勇気をみなさんに与えられるように頑張っていきたい。ロス五輪での2連覇を目標に頑張っていきたい」と力を込めた。
パリ五輪で日本選手団は金メダル20個を含む45個のメダルを獲得。ともに海外開催の五輪では過去最多となった。パリパラリンピックでは、金14、銀10、銅17の計41個のメダルを獲得した。
パリ五輪ではエポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」がメダリストをカードして人気を博した。「TEAM JAPAN」商品として[2023 TEAM JAPAN オフィシャルトレーディングカード SYMBOL ATHLETES & NEXT SYMBOL ATHLETES」を2023年6月に、「2024 TEAM JAPAN オフィシャルトレーディングカード WINTER OLYMPIANS」を2024年1月に発売した。アスリートたちの輝く笑顔を見るうちに、「TEAM JAPAN」トレーディングカードの今後の展開が楽しみになってきた。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。