TOPPS社は2月1日、公式SNSでロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手が、トレーディングカードへのサインの字体を変更した可能性があることを指摘した。
同社は「2024 Finest」の大谷の書体の違うサインが記されたカードを並べて公開。「ショウヘイ・オオタニは新しいサインを試している。 初めて、ショウヘイは『Topps Finest』の数枚のカードに新しいサインをした。 新しいデザインはどう思う?」と綴った。「Finest」に封入されたサインカードのうち、何枚が新サインかは不明で、これまで、ネットオークション「eBay」などにも登場したことはないようだ。

TOPPS社のSNSから(@topps)
これまで、大谷は2018年にロサンゼルス・エンゼルス入りしてから、本格的にTOPPS社のトレーディングカードに登場した。北海道日本ハム時代のサインを基本にした縦型のサインをカードにしていたが、時間経過とともに、横型のサインを変更。日本よりサインをする機会が増えたこともあり、より多くのサインができる字体にした、と思われる。今回のサイン変更が正式なものなら、3回目の変更になる。
新しいサインは横型で、流れるような筆記体から若干、しっかりした形になった。
大谷のサインカードには、日本語で「大谷翔平」とインスクリプション(添え書き)を入れたものもあり、こちらも人気を集めている。
大谷のカードは年々、市場価格を上げ、とりわけサインカードは、MINTモールで「2018 Topps Chrome #RASO Shohei Ohtani Rookie Autographs Gold Wave Refractors」50枚限定のパラレル版(PSA9)が280万円で出品されているように、 お宝になっている。
メジャー8年目の今季は投手としての復帰も期待されるなど、進化を続ける大谷。大谷のトレカも、サインカードも進化していく。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。