バレーボールのセリエA(イタリア1部リーグ)は2月2日、ペルージャで第18節を行い、ペルージャが3-0のストレート勝ちでターラントに勝利。ペルージャに所属する昨夏のパリ五輪男子日本代表主将の石川祐希がイタリアでの通算3000得点を達成した。
イタリア参戦10季目での快挙になった。25-13、25-16、25-22でモノにした全セットで先発出場し、両チーム最多の14得点をマーク。チームは今季16勝目(2敗)を挙げて首位をキープ。石川は4位以上でのプレーオフ進出確定に貢献した。
第1セット(S)では18-11からバックアタックを決めた。第2Sの22-15からは、サーブレシーブの後、素早く体勢を立て直し、セッターのジャンネリのワンハンドトスに後衛からスパイクを打ち込んだ。第3Sはサービスエースで反撃、5-8の場面ではレフトからスパイク。この日、10得点目でイタリア通算3000得点に到達した。序盤は劣勢だった第3Sだったが、石川のレフトからの強打が流れを取り戻し、連敗を脱出した。
ペルージャは開幕15連勝を飾ったが、1月の第16節・トレンティーノ戦に2-3で敗れ、連勝記録がストップ。第17節・チビタノーバ戦も1-3と今季初の連敗を喫した。リーグと並行して臨む欧州チャンピオンズリーグでは、チェスケー・ブジェヨヴィツェ(チェコ)に3-0で勝利したが、1月29日のハルクバンク(トルコ)に2-3で敗戦。苦しい展開からの復調のきっかけになる大きな勝利になった。
石川の最新トレーディングカードは、バンダイ「JAPAN NATIONAL VOLLEYBALL TEAM ツインウエハース」が人気を集めている。バレーボールのパリ五輪男子日本代表17選手のカードを封入し、レアカードには金色箔押し加工で選手のサインがプリントされた豪華仕様で、全36種となっている。石川は「ノーマルカード」、「レアカード」にくわえ、「スペシャルカード」でも中心にデザインされている。
バンダイ「ツインウエハース」はノンスポーツを中心にカードを封入してきたが、昨年、男子バスケットボールを題材にした「B.LEAGUE ツインウエハース」「AKATSUKI JAPAN ツインウエハース」を発売し、好評を博した。