33年目のシーズンを迎えるサッカーJ1が2月14日、開幕した。開幕戦ではセレッソ大阪が5-2でガンバ大阪との「大阪ダービー」を制した。
チケットは完売で、ガンバの本拠地・パナソニックスタジアム吹田には約3万5000人が詰めかけた。
セレッソは前半7分、北野颯太が相手のペナルティーエリア内でのこぼれ球を冷静に流し込んで先制。
前半31分、ラビの同点弾で追いつかれ、1-1で迎えた後半は開始早々、再び北野がゴールを決めて追加点。さらに7分には元日本代表の香川真司がミドルシュートで得点し、3-1とリードを広げた。
1点差とされたが、その後もキャプテンの田中駿汰と中島元彦がゴールを決めて突き放した。
ガンバは後半9分に黒川圭介がゴールを決めたが、追いつけなかった。
「アウェーでの試合ということもあり、大きなプレッシャーがあったが、勝つことが最も重要な試合で勝利できたことはよかった。自分自身もペナルティーエリアの中に入り込んでいくというよさが結果に出て、非常に自信になった」と香川は話した。「まだたった1試合勝っただけで、シーズンは長い。ここで満足するのではなく、次も必ず勝てるように準備していきたい」と続けた。
先制点を含む2ゴールを決めた北野は「絶対に負けられない『大阪ダービー』が開幕戦ということで、チームもサポーターも非常に気合いが入っていた。前半、後半ともに早い段階でゴールできたのが大きかったと思う。最後までハードワークをした選手のみんなに感謝したい。タイトルという目標に向けて地に足をつけて戦っていきたい」と話した。
エポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」のJリーグカードも開幕。開幕戦で5ゴールを決めたセレッソの4選手に、初出場したラファエル・ハットン、チアゴ・アンドラ―デも含め6種のカードを制作した。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。